江戸時代後期に活躍した青木木米は、文人陶工として知られ、同じく文人陶工であった奥田頴川に師事しました。この作品は、日本独特の提重(手提げの重箱)の形に中国明代の万暦青花に倣った龍の主文様を取り入れ、虫喰いと呼ばれる釉薬の剥げ方までも再現しています。ルビ:おくだえいせん
ばんれきせいか
むしく(い)
- 文化財指定
- 重要文化財
- 員数
- 1具
- 作者
- 木米(あおきもくべい)
- 時代・世紀
- 江戸時代・19世紀
- 制作地
- 出土地
- 品質形状
- 磁製
- 法量
- 提(高23.0 径23.0×22.5) 箱(高14.0 径16.3×16.0)
- 銘文等
- 「古器観製」刻銘
- 寄贈者
- 笠置達氏寄贈
- 機関管理番号
- G-5293
- 分類
- 陶磁
- 種別