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備前焼では17世紀前半に懐石道具の優品を多く残しています。この作品は口縁の鉢を立ち上げた反鉢と呼ばれるもので、茶人の好みが反映された独創的な形です。器の表面には、焼成中に薪の灰が降りかかってできる「黄胡麻+きごま+」と、丸い小物を置いて重ね焼きをした跡である「牡丹餅+ぼたもち+」がくっきりと浮かび上がっています。
耳付花入
本館 4室
2024年7月17日(水)~2024年10月6日(日)
銹絵観鷗図角皿
本館 13室
2024年6月4日(火)~2024年9月1日(日)