奈良県金峰山から出土したもの。錫を多く含んだ銅製で、銀色に光る。八葉複弁の撞座を中心に、左右に蓮池から茎を出す蓮華の花、葉を、自由に描いている。この図様は治承2年(1178)頃に書写された愛知・七寺の一切経の経櫃中箱の蒔絵とも酷似する。
ルビ:きんぷせん、つきざ
- 文化財指定
- 重要文化財
- 員数
- 1面
- 作者
- 時代・世紀
- 平安時代・12世紀
- 制作地
- 出土地
- 奈良県吉野郡天川村金峯山出土
- 品質形状
- 銅製 鋳造
- 法量
- 裾幅20.3 高11.1 縁高0.96
- 銘文等
- 寄贈者
- 機関管理番号
- E-19890
- 分類
- 金工
- 種別
- 工芸 > 宗教・信仰用具 > 仏教 > 梵音具