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清朝末期の光景―小川一真の北京城写真―

清朝末期の光景―小川一真の北京城写真― / 平成館 企画展示室   2017年9月26日(火) ~ 2017年11月19日(日)

  
太和門(部分) 小川一真撮影 明治34年・光緒27年(1901) [展示期間:2017年10月24日から]

北の都としての北京の歴史は、明の第三代皇帝永楽帝(えいらくてい、在位1402~24)が、永楽19年(1421)に金陵(きんりょう、現在の南京)から遷都したことに始まります。遷都に先んじ、永楽帝は皇帝が政治を司り、居住するための宮殿として紫禁城(しきんじょう)を築かせました。

明治34年(1901、光緒27年)、東京帝国大学(現・東京大学)がこの紫禁城の建築を調査した際に、当時日本で最も活躍した写真師の一人である小川一真(おがわかずまさ、1860~1929)が同行して、紫禁城の建築を中心に北京の名所旧跡を撮影しました。撮影当時、北京は城壁で囲まれていたため北京城と呼ばれ、小川一真によって撮影された一群の写真は「北京城写真」と称されました。「北京城写真」は、およそ120年前の清朝末期の紫禁城の姿や、北京城内の様子を克明に現在に伝えてくれます。

本展の前期(9月26日~10月22日)には、北京城の南北の中軸線に沿う風景と、北京郊外の清朝の離宮であった頤和園(いわえん)の情景を、後期(10月24日~11月19日)には、紫禁城と西苑(せいえん)を中心に北京城内の各地に散在する史跡の風景を紹介します。小川一真の卓越した技術によって撮影された、清朝末期の北京城をご高覧ください。
 

担当研究員の一言

現在では失われてしまった貴重な写真の数々。清朝末期の空気を感じてください。/富田淳

 主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
 主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
太和殿 小川一真撮影 明治34年・光緒27年(1901) (2017年10月22日まで展示)
太和門 小川一真撮影 明治34年・光緒27年(1901) (2017年10月24日から展示)