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東洋館

2013年1月2日(水)にリニューアルオープン。「東洋美術をめぐる旅」をコンセプトに、中国、朝鮮半島、東南アジア、西域、インド、エジプトなどの美術と工芸、考古遺物を展示しています。

フロアマップ
レストラン・カフェ
 

 


東洋館

  
 2016年4月12日(火) ~ 2017年2月26日(日)

上海博物館と東京国立博物館とは長年にわたる友好関係を築いてきました。今年度は「上海博物館との競演」をテーマに、上海博物館が所蔵する中国の陶磁器、染織品、青銅器、仏像、家具の名品55件をご出品頂けることとなりました。この展示を通じて、中国の文物に対する理解を深めて上海を身近に感じる機会としていただきたく存じます。
なお、秋の恒例行事となった「博物館でアジアの旅」の期間(2016年8月30日(火)~10月23日(日))には、「東博(トーハク)×上博(シャンポー) 夢のコラボ」と題して、上海博物館の作品を中心に展示します。

1階

  
1室  2016年4月12日(火) ~ 2017年4月9日(日)

インドから中国に仏教が伝わったのは紀元前後頃とされます。その後、南北朝時代に入ると、国家的な規模で寺院の造営が行なわれるようになり、仏教は中国でも大いに隆盛しました。
この展示では、中国彫刻の最盛期である南北朝時代から唐時代の仏像を中心に構成します。今年度は、8月から2月にかけて、上海博物館の所蔵品8件を特集して展示します。

2階

  
2室  2016年4月12日(火) ~ 2017年4月9日(日)

大倉集古館より寄託された中国古代の貴重な大型漆器・夾紵大鑑(きょうちょたいかん)を特別に展示します。

  
オアシス2 旅の案内所
2室  2017年1月2日(月) ~ 2017年12月24日(日)

「オアシス」では、アジアの豆知識を映像や体験を通してお楽しみいただけます。オアシス2は、映像で旅の紹介をします。エジプトからインドへ商いをしながら旅する商人の旅や、三蔵法師の旅をご覧ください。

  
3室  2017年1月2日(月) ~ 2017年6月25日(日)

北インドではクシャーン朝(1~3世紀)に仏教美術が隆盛しました。1世紀頃にガンダーラ、マトゥラーにおいて相次いで仏像の制作が始まり、また、ガンダーラでは仏陀の生涯をつづった仏伝美術が盛んとなります。ここではクシャーン朝のガンダーラ美術を中心に、インドのヒンドゥー教美術なども紹介します。
今回の展示では、密教文化が花開いた東インドのパーラ朝で制作された仏教像にも焦点をあてます。

  
3室  2016年12月20日(火) ~ 2017年2月19日(日)

20世紀初頭に西域を探検した大谷探検隊とぺリオの将来品を中心にシルクロード美術を紹介します。
今回は、シルクロードのオアシス都市で使用された文字をテーマに、トゥルファンやクチャで発見された文字資料などを展示します。

  
3室  2017年1月2日(月) ~ 2017年4月9日(日)

人類最古の文明揺籃の地として知られる、エジプトと西アジアの古代美術を中心に紹介します。エジプト美術では、ミイラや彫像、墓に納められた模型などを展示。西アジア美術では、シリア、イラク、イランの彫像・土器・陶器・金属器・ガラス器などのを展示します。

3階

  
4室  2017年1月2日(月) ~ 2017年5月7日(日)

東洋館4室から5室にかけて、中国文明の形成と発展の過程を土器、玉器、出土文字資料、青銅器などの展示によってたどります。一連の中国文明関連の展示の冒頭を飾る「中国文明のはじまり」では、新石器時代から高い技術水準で制作されてきた土器と玉器のほか、前13世紀にまで遡る最古の漢字・甲骨文字を中心に展示を構成します。

  
5室  2016年8月30日(火) ~ 2017年2月26日(日)

殷時代から漢時代にかけて展開した中国青銅器の用途および銘文について、おもに先祖の祭礼に用いた容器と楽器を紹介します。
東洋館5室をメイン会場として開催する特集「上海博物館との競演」をより身近に感じていただくため、上海博物館の借用品と当館列品により構成します。また、展示期間の一部が「博物館でアジアの旅」と重なるため、優品を取り揃えて、みなさまのお越しをお待ちしております。

  
5室  2017年1月2日(月) ~ 2017年5月7日(日)

戦国時代以降、中国文明が成熟していくに従い、王侯貴族は土を丘のように盛った墳墓を営み、その地下には死者の生活を支える家財の模型(明器)や人形(俑)などを大量に供えるようになりました。そのなかでもとくに造形が優れ、多様性に富んだ漢時代から唐時代にかけての明器と俑を横河コレクションから選りすぐり、時代順に展示します。明器・俑の制作と副葬を通して、当時の人々が墳墓の地下にどのような世界を夢見たのかを紹介するとともに、中国陶磁器収集の先覚者・横河民輔の事績を振り返ります。

  
5室  2016年8月30日(火) ~ 2017年2月26日(日)

中国唐時代から清時代に至るおよそ1300年のあいだにつくられた陶磁器を紹介します。
今回の展示では「上海博物館との競演」と題し、当館所蔵品のなかから選りすぐった作品と、当館の収蔵品にはみられない青磁や元・明・清の景徳鎮窯器など中国・上海博物館からお借りした貴重な作品を一緒に展観します。

  
5室  2017年1月17日(火) ~ 2017年4月9日(日)

特別展「茶の湯」(4月11日(火)~6月4日(日))に先がけて、茶の湯の発展に伴い製作された古裂帖を展示します。
古裂帖とは、江戸時代の茶人たちの価値観によって蒐集され、元から明にかけて中国から日本に舶載された古裂を帖に張り、その名称を記したものです。出雲の大名茶人・松平不昧(1751~1818)が編纂し色摺り図版付きの版本として寛政元年(1789)に刊行した『古今名物類聚』の中から「名物切之部」をあわせて展示し、茶人によって築きあげられてきた「名物裂」の価値観をご紹介します。 

  
オアシス6 アジアの占い体験
6室  2017年1月2日(月) ~ 2017年12月24日(日)

今日の運勢、相性占い、手相、姓名判断など、日本人にとって、現在でも占いは、とても身近なものではないでしょうか。占いは古来から、アジアの国々 でも、 人々の暮らしに息づいていたようです。その国の信仰、思想、天文学あるいは統計学にも基づいて、占いは発展していきました。
このコーナーでは、そんな占いの一部を皆様に体験していただこうと思います。東洋館をめぐる旅の途中に、オアシスで一息ついて、旅の行方を占ってみてくだ さい。また、あまり良い結果がでなかったとしても、がっかりしないでください。ラッキーアイテムのスタンプを用意していますので、運を良いほうに転じて、 楽しい旅を続けてください。

4階

  
7室  2016年4月12日(火) ~ 2017年4月9日(日)

後漢時代(1~2世紀)の中国山東省や河南省南部等では墓の上に祠(ほこら)を、地下には棺などを置く部屋である墓室を石で作りました。祠や墓室の壁、柱、梁などの表面には、先祖を祭るために当時の世界観、故事、生活の様子などを彫刻して飾りました。画像石と呼ばれるこれらの石刻画芸術は中国の様々な地域で流行したが、ここではとくに画題が豊富で優品の多い山東省の作品を一堂に集めて展示します。

  
8室  2017年1月2日(月) ~ 2017年2月26日(日)

董其昌(1555~1636)は、高級官僚として官途を歩むかたわら、書画に妙腕を発揮しました。書ははじめ唐の顔真卿を学び、やがて王羲之ら魏晋の書に遡り、当時の形式化した書を否定して、天真爛漫で平淡な書風を理想としました。画は、元末の四大家から董源に遡り、宋や元の諸家の作風を広く渉猟して、文人画の伝統を継承しつつ、一方では急進的な描法によって奇想派の魁となる作例も残しています。董其昌によって提唱された書画の理念は、激動の明末から清初にかけた書画にも濃厚に反映され、さらに清初の康熙帝と乾隆帝が董其昌の書画を愛好したことで、董其昌は300年に及ぶ清朝においても大きな影響を与え続けました。
平成28年度は董其昌の没後380年にあたることから、董其昌の書画における業績を顕彰します。台東区立書道博物館との連携企画第14弾。

  
8室  2017年1月2日(月) ~ 2017年2月26日(日)

明時代以降、文人の文化は富裕な商人層にも浸透し、筆墨硯紙はもとより、書画を清玩する空間そのものにも、洗練された趣味が求められました。宋時代以降の文化は、文人や学者の書斎を中心として育くまれてきたといえます。

5階

  
9室  2017年1月17日(火) ~ 2017年4月16日(日)

中国漆工は新石器時代にさかのぼる古い歴史をもち、その装飾技法として、塗り重ねた漆を彫刻する彫漆、貝殻を成形して器体に貼付する螺鈿、漆器に文様を彫って金箔を充填する鎗金、文様部に色漆を施して線彫りの輪郭をほどこす存星などがあります。その文様にも、山水・花鳥・楼閣人物といった絵画的文様や、唐草文が抽象的に発達した屈輪文のほか、黒漆や朱漆を塗るばかりで器形を美しく表現する無文漆器など多種多様なものがあります。
今回は南宋・元時代の無文漆器や、元・明時代の彫漆や螺鈿の優品を紹介します。

  
9室  2017年1月2日(月) ~ 2017年4月9日(日)

中国・清時代にはさまざまな材質・技法の工芸品がつくられました。それらはいずれも精緻な技巧と清雅な作風に特色があります。
今回の展示では清時代につくられた各種の工芸の中から、ガラス器・石製器・玉器を展示します。

  
10室  2016年10月25日(火) ~ 2017年4月23日(日)

朝鮮半島の青銅器時代・初期鉄器時代の作品を中心に、朝鮮半島の考古資料を展示します。石製や青銅製の武器、高度な鋳造技術によって作られた獣文飾板などにより、朝鮮半島に有力者が成長していく様を示します。また、朝鮮半島北部に漢王朝が築いた楽浪郡において用いられた緑釉陶器を展示します。なお、入口のケースは、当室の導入として金冠を、中央のステージには高麗時代の石棺を展示します。

  
10室  2016年10月25日(火) ~ 2017年4月23日(日)

朝鮮半島の三国時代に、各地の有力者が覇を競った様を装身具・馬具などを通じて概観します。青銅器時代に各地に生まれた有力者たちは、北の高句麗、西南の百済、東南の新羅、南の加耶諸国(~562年)という勢力にまとまり、それらは金・銀・銅・鉄・ガラス・ヒスイなどの素材を駆使し、それぞれに地域性豊かな装身具、武器、馬具、土器、瓦などを生産しました。
今回は、有力者の身分を示す馬具について、地域ごとの違いを比較展示します。

  
10室  2016年10月25日(火) ~ 2017年4月23日(日)

原三国時代から朝鮮時代までの陶磁史を概観します。朝鮮半島では原三国時代に楽浪の影響を受けて製陶技術が発達し、三国時代には各地で覇を競う有力者の成長と相俟って、地域ごとに多様な形態の土器が作られるようになりました。
今回は百済と新羅の緑釉陶器を比較展示します。やがて高麗時代には中国の影響のもとに青磁の生産が始まり、独自の様式が完成します。続く朝鮮時代になると粉青沙器や白磁など多様な陶磁器が焼かれるようになります。今回の展示では、中央の覗きケースにおいて三国時代の新羅を中心とする土偶や装飾土器と、日本の茶の湯碗に見立てられた朝鮮時代の白磁碗をとりあげます。

  
10室  2016年11月15日(火) ~ 2017年5月7日(日)

朝鮮半島に仏教が伝わったのは、三国時代の4世紀から5世紀です。ここでは、主に三国時代から統一新羅、高麗時代の金銅仏、瓦磚、仏具を展示します。
今回は特に、緑釉の磚や舎利容器を展示することで、同時期の「朝鮮の磨製石器と金属器」、(2016年10月25日(火)~2017年4月23日(日))「朝鮮の陶磁」(2016年10月25日(火)~2017年4月23日(日))と合わせて、館蔵の緑釉陶器の大半を同時公開します。また、様々な時代・材質の舎利容器を展示します。

  
10室  2017年1月17日(火) ~ 2017年4月9日(日)

朝鮮王朝時代の両班階級の人々の生活文化を紹介します。文人の書斎、応接間であった舎廊房(サランバン)や女性たちが過ごした内房(アンバン)でもちいられた家具や食器、酒器、文房具等を展示します。また今回は2015年度新たにコレクションに加わった婚礼衣装と刺繍屏風、そして独立ケースでは朝鮮時代の螺鈿作品を紹介します。

地下

  
11室  2016年5月31日(火) ~ 2017年5月7日(日)

現在のカンボジアにおいて、9世紀初頭から600年余り続いたアンコール王朝の時代には、クメール族による独特の美術様式が完成しました。中でも11世紀末から12世紀にかけて造られたアンコール・ワットがその最盛期です。
この部屋では10~13世紀にアンコールの寺院を飾った仏教およびヒンドゥー教の彫像、浮彫の建築装飾をはじめとする石造彫刻を展示します。いずれも第2次世界大戦中におこなわれた、フランス極東学院との交換品です。

  
12室  2016年5月31日(火) ~ 2017年5月7日(日)

インドシナ半島やインドネシアでは、古代よりインドの影響を受けて仏教やヒンドゥー教の彫像が数多く制作されました。それらはいずれも地域特有の発展をとげ、独自の美術様式が花開きます。
ここでは、インドネシア、カンボジア、タイ、ミャンマーの仏教像、ヒンドゥー教像を、金銅像を中心に展示します。

  
12室  2016年4月12日(火) ~ 2017年4月9日(日)

60万年以上前に遡る前期旧石器時代の楔形石器や、インダス文明滅亡後の前2千年紀に栄えた埋蔵銅器文化の銅器はいずれもインドから将来された希少な考古資料であり、これらの展示を通してインドの先史時代と古代の文化を紹介します。また、タイ北東部のバンチェン地方ではおもに前3~後2世紀に武器や装身具を主体とする青銅器の文化が栄えました。当館が収蔵する500点以上のバンチェン出土品から選りすぐった優品を中心に、銅鼓や桶形銅器など東南アジア各地からもたらされた多様な考古資料を一堂に集めて展示します。

  
12室  2016年11月15日(火) ~ 2017年5月7日(日)

東南アジアのカンボジア、タイ、ベトナムでつくられた陶磁器を中心に紹介します。

  
13室  2017年1月17日(火) ~ 2017年4月9日(日)

遊牧民研究家、松島清江氏が1960年代から1980年代にかけて現地で収集したコレクションの中から展示します。パキスタン、アフガニスタン、イラン、イラク、トルコ、インド北西部などで遊牧を営んだ部族が染め、織り、制作したハンドメイドの袋物、敷物などです。家畜の毛をつむいで作られた織物や刺繍、フェルトなど、各部族の特色ある色と文様の世界をご紹介します。 

  
13室  2016年12月20日(火) ~ 2017年1月22日(日)

インドの細密画は、仏教やジャイナ教の経典挿絵としてはじまり、中世から近世にかけて大いに流行しました。それらは古代の叙事詩やヒンドゥー教の神話をはじめ、歴史的なエピソード、王や貴族の肖像、動物などをテーマに描かれました。
今回は、ムガル王朝や藩王国の王族の姿を描いた作品を紹介します。

  
13室  2017年1月17日(火) ~ 2017年4月16日(日)

台湾南部に暮らすパイワン族は、日用什器から祭祀儀礼用品まで様々な道具を木で作ってきました。
ここでは、金属・貝殻象嵌に代表される高度な木彫技術とともに、パイワン族の木彫に表された特徴的な意匠、たとえば、噛まれたら百歩歩くうちに落命するという百歩蛇の文様などを紹介します。