徐渭【じょい】(字文長、号天池、青藤)は山陰【さんいん】(浙江省)の人です。妻を殺害して一時投獄されるなど、波乱に満ちた生涯をおくった文人書画家です。水気のある墨を自由自在に用いた画法には、李著や張路、蒋嵩との親近性が指摘できます。
- 文化財指定
- 員数
- 1巻
- 作者
- 徐渭筆
- 時代・世紀
- 明時代・万暦3年(1575)
- 制作地
- 中国
- 出土地
- 品質形状
- 紙本墨画
- 法量
- 28.4×665.1
- 銘文等
- 木犀時雨 ; 天池山人 ; 陳家豆酒名天下朱家之酒亦其亜史甥親携八升来如椽大巻令吾画小白連浮三十杯指尖浩気響如雷驚花 草開愁晩何用三郎羯鼓催羯鼓催筆兎痩蟹螯百隻羊肉一肘陳家之酒更二斗唫伊吾進厥口為濃更作獅子吼 万暦三年菊月望日漱老謔墨 ; 青藤道士 ; 徐渭之印 ; 湘管斎 ; 朗葊秘玩 ; 尊山谷室 ; 林氏朗庵審 定会蔵 ; 燕山 ; 熊光 ; 朗庵寓目 ; 某妻鶴子先生之裔 ; 朗庵蔵宝 ; 葉氏家印 ; 磊斎所蔵
- 寄贈者
- 高島菊次郎氏寄贈
- 機関管理番号
- TA-304
- 分類
- 東洋絵画
- 種別