このページの本文へ移動

高野コレクション-浅井忠の油彩画

  • 『婦人像(部分) 浅井忠筆 明治34年(1901)頃 高野時次氏寄贈』の画像

    婦人像(部分) 浅井忠筆 明治34年(1901)頃 高野時次氏寄贈

    本館 18室
    2007年1月2日(火) ~ 2007年2月12日(月・祝)

      実業家 高野時次(たかのときじ)氏の蒐集による、明治の洋画家浅井忠(あさいちゅう)の作品は、油彩画11点、水彩・デッサン56点、掛軸6点の計73点におよび、浅井の円熟した画技を示す滞欧期の水彩画を多く含んでいます。高野コレクションは、この浅井作品全73点が、昭和60年(1985)に氏のご遺志によりご遺族の方々から当館に一括寄贈されたものです。

      高野氏は若いころには画家を志望され、実業家の道に進まれてからは尊敬していた画家浅井忠の作品蒐集に力を注がれました。20代後半から半世紀近くをかけて蒐(あつ)められたコレクションだけに、その作品群は氏の情熱を雄弁に物語っているといえましょう。

主な出品作品

*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
グレー雪景 浅井忠筆 明治35年(1902)頃 高野時次氏寄贈
婦人像 浅井忠筆 明治34年(1901)頃 高野時次氏寄贈