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アイヌの飾り

  • 『アットゥシ 樺太アイヌ 19世紀 平子はつ氏寄贈 (2006年11月28日(火)~12月17日(日)および2007年1月2日(火)~21日(日)まで展示)』の画像

    アットゥシ 樺太アイヌ 19世紀 平子はつ氏寄贈 (2006年11月28日(火)~12月17日(日)および2007年1月2日(火)~21日(日)まで展示)

    本館 15室
    2006年11月28日(火) ~ 2007年3月4日(日)

      アイヌの人びとは衣服や装飾品、日常使われる道具類をさまざまな文様で飾りました。布と糸と針で紡(つむ)ぎだされた飾りは女性の手で、マキリなどを使って彫刻された飾りは男性の手で施されます。こうして表された文様には、代表的なモレウとよばれる渦巻き文や、アイウシ文と呼ばれる棘(とげ)をもったものなど多彩な種類があります。写真のアットゥシは、伝承されることが極めて稀な実際に子供が着ていたものです。襟(えり)、袖口、背中、裾(すそ)に紺木綿裂(こんもめんぎれ)を置き、その上に木綿糸で刺繍(ししゅう)を施しています。

      この特集陳列では、生活に密着した木彫や衣服など、アイヌの人びとが丁寧に施した多彩な飾りを紹介いたします。一つ一つの細工の美しさを是非ご覧ください。

主な出品作品

*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
飾矢筒 北海道アイヌ 19世紀 徳川頼貞氏寄贈
アットゥシ 北海道アイヌ 19世紀 (2006年11月28日(火)~12月17日(日)および2007年1月2日(火)~21日(日)まで展示)
アットゥシ 樺太アイヌ 19世紀 平子はつ氏寄贈 (2006年11月28日(火)~12月17日(日)および2007年1月2日(火)~21日(日)まで展示)
イクパスイ 北海道アイヌ 19世紀 平子はつ氏寄贈
マキリ 北海道アイヌ 19世紀 北海道管理局寄贈
広蓋 北海道アイヌ 19世紀 博覧会事務局引継