仏陀坐像
ミャンマー コンバウン朝・18世紀 今泉雄作氏寄贈
東洋館 12室
2026年4月8日(水) ~ 2026年10月18日(日)
このコーナーでは、東南アジア各地で制作された宗教彫刻を紹介します。東西交易の要衝であった東南アジアでは、4世紀前半にモンスーンを利用した航海が確立し、いわゆる「海のシルクロード」と呼ばれる海上交易路が本格的に機能し始めました。こうした交易の発展に伴い、物資だけでなく、宗教や王権理念、美術様式も広い範囲へと伝わっていきます。このような交流を背景に、インドからもたらされた尊像を手本として各地で造像が始まり、それらは在地の信仰や社会的文脈のもとで再構成されていきました。
東南アジアの宗教彫刻は、多くの点でインド美術を祖型としながらも、地域ごとの美意識に基づいて生み出されたものです。時代や地域によって信仰の対象は異なりますが、仏教とヒンドゥー教が相互に影響し合いながら展開してきたことは、宗教彫刻の表現にも色濃く反映されています。この点は、東南アジア美術を特徴づける重要な要素の一つといえるでしょう。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 仏陀頭部 | 1個 | タイ、ピサヌローク | スコータイ時代・14~15世紀 | 三木榮氏寄贈 TC-78 | |||
| 仏陀頭部 | 1個 | タイ | スコータイあるいはラーンナー時代・14~15世紀 | 三木榮氏寄贈 TC-372 | |||
| 仏陀頭部 | 1個 | タイ | アユタヤー時代・15世紀 | 三木榮氏寄贈 TC-373 | |||
| おすすめ | 宝冠仏頭部 | 1個 | タイ、アユタヤー | アユタヤー時代・16~17世紀 | 三木榮氏寄贈 TC-74 | ||
| 仏頭 | 1個 | タイ | ドヴァーラヴァティー時代・7~9世紀 | 山本達郎氏寄贈 TC-787 | |||
| おすすめ | 男女像・満瓶浮彫結界石 | 1個 | タイ | ドヴァーラヴァティー時代・8~10世紀 | 山本達郎氏寄贈 TC-789 | ||
| おすすめ | 獅子上半身像 | 1個 | ベトナム | チャンパ時代・10世紀 | 山本達郎氏寄贈 TC-799 | ||
| おすすめ | ヴァージィムカ立像 | 1軀 | カンボジアあるいはタイ | プレアンコール時代・7~8世紀 | 山本達郎氏寄贈 TC-795 | ||
| ナーガ上の仏坐像と両脇侍像 | 1基 | タイ | 12~13世紀 | 山本達郎氏寄贈 TC-793 | |||
| 仏陀頭部 | 1個 | カンボジアあるいはタイ | 13~14世紀 | 山本達郎氏寄贈 TC-797 | |||
| ナーガ形飾り金具 | 1個 | カンボジア、バコーン フランス極東学院交換品 | アンコール時代・12世紀 | TE-800 | |||
| 飾り金具 | 1個 | カンボジア、バンテアイ・サムレ フランス極東学院交換品 | アンコール時代・12~13世紀 | TE-802 | |||
| 観音菩薩立像 | 1軀 | インドネシア | 中部ジャワ時代・8~9世紀 | TC-762 | |||
| ジャムバラあるいはクベーラ坐像 | 1軀 | インドネシア | 中部ジャワ時代・8~9世紀 | TC-747 | |||
| おすすめ | 大日如来坐像 | 1軀 | インドネシア | 10世紀頃 | TC-709 | ||
| ガネーシャ坐像 | 1軀 | インドネシア、ジャワ | 10世紀頃 | 石井直氏寄贈 TC-175 | |||
| 奉献板 仏陀坐像 | 1軀 | インド ミャンマー出土 | パーラ朝・10世紀 | M.H.Wung寄贈 TC-150 | |||
| 仏陀及び両脇侍坐像 | 1基 | ミャンマー | 15~16世紀 | TC-759 | |||
| 仏陀及び両脇侍坐像 | 1基 | ミャンマー | 15~16世紀 | TC-760 | |||
| 宝冠仏及び両脇侍坐像 | 1基 | ミャンマー | 15~16世紀 | TC-761 | |||
| おすすめ | 仏陀坐像 | 1軀 | ミャンマー | コンバウン朝・18世紀 | 今泉雄作氏寄贈 TC-68 | ||
| 仏陀立像 | 1軀 | スリランカ | ポロンナルワ時代・12~13世紀スリランカ | TC-744 | |||
| おすすめ | シヴァ半身像 | 1軀 | カンボジア フランス極東学院交換品 | アンコール時代・9世紀 | TC-391 |