小判金
東京都中央区銀座6丁目出土 江戸時代・17~18世紀
平成館 考古展示室
2025年3月11日(火) ~ 2025年9月7日(日)
1956(昭和31)年、銀座6丁目の小松ストアー(現在のGINZA KOMATSU)の敷地内から、小判208枚と一分金60枚がまとまって出土しました。発見されたのは江戸時代に発行された10種類の小判のうち、慶長小判、正徳小判、享保小判と、同じく江戸時代に発行された10種類の一分金のうち、慶長一分金、乾字(宝永)一分金、正徳一分金、享保一分金です。いずれも金の含有量が高いものばかりであることから、高い品位の金貨を選んで集めたとも考えられます。
金貨が発見された場所は江戸時代前期からの町人用地です。他の金貨に改鋳するために集められたという説もありますが、金貨を集めた目的、また金貨が埋められていた理由など、多くはまだ謎に包まれています。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 小判金 | 30枚 | 東京都中央区銀座6丁目出土 | 江戸時代・17~18世紀 | J-37082 | ||
おすすめ | 一分金 | 15枚 | 東京都中央区銀座6丁目出土 | 安土桃山~江戸時代・16~18世紀 | J-37083 |