宮廷の美術―平安～室町
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和漢朗詠集断簡（法輪寺切）
伝藤原行成筆 平安時代・11世紀本館 3室
2023年5月16日（火） ～ 2023年6月25日（日）平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、そして宮廷貴族の調度品として用いられた工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界をご覧いただきます。今回は、昔話「鶴の恩返し」の類話を描く御伽草紙「鶴草紙」や、和漢朗詠集を書写した古筆切などを展示します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 鶴草紙 上巻 | 1巻 | 筆者不詳 | 江戸時代・17世紀 | 中島宏子氏寄贈 A-12376-1 | |||
| おすすめ | 和漢朗詠集断簡（法輪寺切） | 1幅 | 伝藤原行成筆 | 平安時代・11世紀 | B-3105 | ||
| 雲紙和漢朗詠集切 | 1幅 | 伝藤原行成筆 | 平安時代・11世紀 | B-12-21 | |||
| 和漢朗詠集巻上断簡（戊辰切） | 1幅 | 藤原伊行筆 | 平安時代・12世紀 | 個人蔵 | |||
| 和漢朗詠集断簡（長谷切） | 1幅 | 藤原教長筆 | 平安時代・12世紀 | B-2501 | |||
| 和漢朗詠集巻下断簡（平等院切） | 1幅 | 伝源頼政筆 | 平安時代・12世紀 | B-12-6 | |||
| 和漢朗詠集断簡 | 1幅 | 伝光厳天皇筆 | 南北朝時代・14世紀 | B-12-23 | |||
| 長生殿図鏡 | 1面 | 室町時代・15世紀 | E-18314 | ||||
| 住吉図鏡 | 1面 | 室町時代・15世紀 | E-18640 |