宮廷の美術―平安～室町
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重要文化財 星光寺縁起絵巻 巻下
伝土佐光信筆 室町時代・15世紀本館 3室
2022年8月30日（火） ～ 2022年10月10日（月・祝）平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、そして宮廷貴族の調度品として用いられた工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界をご覧いただきます。今回は京都・星光寺の本尊地蔵菩薩の霊験を描く「星光寺縁起絵巻」や秋を詠った古筆などを紹介します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 重文 | 星光寺縁起絵巻 巻下 | 1巻 | 伝土佐光信筆 | 室町時代・15世紀 | A-10454-2 | |
| 重美 | 古今和歌集巻四断簡（巻子本) | 1幅 | 藤原定実筆 | 平安時代・12世紀 | 個人蔵 | ||
| 和漢朗詠集巻上断簡（久松切） | 1幅 | 伝藤原行成筆 | 平安時代・12世紀 | B-2556 | |||
| 重美 | 熊野懐紙 | 1幅 | 藤原定家筆 | 鎌倉時代・建仁元年(1201) | 個人蔵 | ||
| おすすめ | 兼輔集断簡（名家家集切） | 1巻 | 伝紀貫之筆 | 平安時代・11世紀 | 森田竹華氏寄贈 B-2985 | ||
| 萩双鳥鏡 | 1面 | 山形県鶴岡市羽黒山御手洗池出土 | 平安時代・12世紀 | E-15411 | |||
| 草花双鳥鏡 | 1面 | 山形県鶴岡市羽黒山御手洗池出土 | 平安時代・12世紀 | E-15397 | |||
| おすすめ | 片輪車双鳥鏡 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | E-18319 |