重要美術品 柳橋水車図屏風(部分) 筆者不詳 安土桃山~江戸時代・16~17世紀
本館 7室
2021年6月1日(火) ~ 2021年7月11日(日)
室内を仕切ることにより場を作り出し、空間を演出する機能をもつ屏風や襖には、権力を象徴し、場を荘厳するなどの目的のために、絵が描かれたり、書が揮毫されたりしました。ここでは安土桃山時代から江戸時代の屏風を展示し、これら大画面の作品によって生み出される空間の効果を感じ取っていただきます。今回は、宇治の風趣を描いたとされる華やかな金地の屏風「柳橋水車図屏風」や、余白と水景を大きくとり、すっきりとした画面構成をみせる狩野興以「山水図屛風」、そして水面のみの背景に写実的な花鳥を描いた岡本秋暉「花鳥図屏風」など、梅雨の季節に合わせ、様々な画題における水の表現を紹介します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
花鳥図屏風 | 6曲1隻 | 岡本秋暉筆 | 江戸時代・嘉永7年(1854) | A-991 | |||
おすすめ | 重美 | 柳橋水車図屏風 | 6曲1双 | 筆者不詳 | 安土桃山~江戸時代・16~17世紀 | A-10447 | |
山水図屏風 | 6曲1双 | 狩野興以筆 | 江戸時代・17世紀 | A-754 |