七言絶句「峯松」(部分)
一休宗純筆 室町時代・15世紀
本館 3室
2021年12月21日(火) ~ 2022年1月30日(日)
鎌倉時代からはじまる禅宗の本格的な導入にともない、絵画では中国の宋・元の絵画の影響を受けて水墨画が成立します。また書の分野でも、中国禅僧の書の影響を受けて、日本禅僧による個性ゆたかで気魄に満ちた作風を示す墨跡が生まれました。ここでは鎌倉時代から室町時代の水墨画、墨跡等を展示します。絵画では、鷹を描いた雪村の屏風や花鳥画作品を紹介し、書跡では、一休宗純の七言絶句などを展示します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
花鳥図 | 1幅 | 如寄筆、了庵桂悟賛 | 室町時代・16世紀 | 岡崎正也氏寄贈 A-10146 | |||
花鳥図 | 2幅 | 石樵昌安筆 | 室町時代・16世紀 | 岡崎正也氏寄贈 A-10159 | |||
おすすめ | 七言絶句「峯松」 | 1幅 | 一休宗純筆 | 室町時代・15世紀 | B-3354 | ||
一行書「諸悪莫作衆善奉行」 | 1幅 | 大林宗套筆 | 室町時代・16世紀 | 広田松繁氏寄贈 B-2901 | |||
おすすめ | 重美 | 鷹山水図屏風 | 6曲1双 | 雪村周継筆 | 室町時代・16世紀 | 松永安左エ門氏寄贈 A-10572 |