宮廷の美術―平安～室町
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重要文化財 星光寺縁起絵巻 巻上（部分） 室町時代・15世紀
本館 3室
2021年2月2日（火） ～ 2021年3月14日（日）平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、そして宮廷貴族の調度品として用いられた工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界を紹介します。今回は京都・星光寺の本尊地蔵菩薩の霊験を描く「星光寺縁起絵巻」や冬を詠った古筆切などを紹介します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 重文 | 星光寺縁起絵巻 巻上 | 1巻 | 室町時代・15世紀 | A-10454-1 | ||
| 重美 | 深養父集断簡（名家家集切） | 1幅 | 伝紀貫之筆 | 平安時代・11世紀 | 松永安左エ門氏寄贈 B-2427 | ||
| 古今和歌集断簡（了佐切） | 1幅 | 藤原俊成筆 | 平安時代・12世紀 | 古筆了悦氏寄贈 B-5 | |||
| 五首切 | 1幅 | 伝藤原定家筆 | 鎌倉時代・13世紀 | B-1007 | |||
| 新古今和歌集切 | 1幅 | 伝飛鳥井雅経筆 | 鎌倉時代・13世紀 | 百瀬治氏・百瀬富美子氏寄贈 B-3459 | |||
| 重文 | 和漢朗詠集 上帖 | 1帖 | 伝寂蓮筆 | 鎌倉時代・13～14世紀 | B-3049-1 | ||
| 櫻花散双鳥鏡 | 1面 | 山形県鶴岡市羽黒山御手洗池出土出土 | 平安時代・12世紀 | E-15425 | |||
| 橘樹双鶴鏡 | 1面 | 室町時代・14世紀 | E-18663 |