唐様の書
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水流帖 池大雅筆 江戸時代・18世紀 個人蔵
本館 特別1室・特別2室
2006年7月11日（火） ～ 2006年8月6日（日）江戸時代の日本の書は、御家流に代表される和様と、中国書法を範とした唐様とに大別されます。御家流は、幕府の公式書体として用いられ、また寺子屋などを通して一般庶民にも広まり、江戸時代を通じて日常の場で幅広く用いられました。 いっぽう、中国・明時代末の混乱を避けて来日した学者や僧侶などによってもたらされた唐様の書は、江戸時代前期、幕府の儒教奨励政策を追い風に、僧侶・儒者など知識層を中心に根付いていきました。受容と洗練を繰り返しながら、文人精神の表現手段にまで高められた江戸時代の唐様の書をお楽しみください。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 二行書 | 1幅 | 隠元隆琦筆 | 江戸時代・17世紀 | B-2951 | |||
| 偈頌 | 1幅 | 木庵性とう筆 | 江戸時代・17世紀 | 個人蔵 | |||
| 七言絶句 | 1幅 | 悦山道宗筆 | 江戸時代・17～18世紀 | B-1011 | |||
| 七言二句 | 1幅 | 心越興儔筆 | 江戸時代・17世紀 | B-1152 | |||
| 詩懐紙 | 1幅 | 藤原惺窩筆 | 江戸時代・17世紀 | 個人蔵 | |||
| 一行書 | 1幅 | 北島雪山筆 | 江戸時代・17世紀 | B-3080 | |||
| 詩書屏風 | 6曲1双 | 独立性易筆 | 江戸時代・17世紀 | 個人蔵 | |||
| 詩書屏風 | 6曲1双 | 三井親和筆 | 江戸時代・18世紀 | 小荒井智恵氏・小荒井蓉子氏寄贈 B-3211 | |||
| 越君瑞五十初度寿詞 | 1幅 | 本田猗蘭筆 | 江戸時代・元文元年(1736) | B-22 | |||
| 七言絶句 | 1幅 | 太宰春台筆 | 江戸時代・18世紀 | 内藤尭宝氏寄贈 B-2843 | |||
| 七言絶句 | 1幅 | 市河寛斎筆 | 江戸時代・18～19世紀 | 石堀文子氏寄贈 B-3188 | |||
| 春夜宴桃李園序 | 1巻 | 細井広沢筆 | 江戸時代・18世紀 | 個人蔵 | |||
| 管城二譜 | 1帖 | 細井広沢筆 | 江戸時代・正徳5年（1715） | 高木五郎兵衛寄贈 B-37 | |||
| 楷書千字文 | 1帖 | 市河米庵筆 | 江戸時代・19世紀 | 市河三次氏寄贈 B-3125 | 米庵折手本のうち | ||
| 中興頌 | 1帖 | 市河米庵筆 | 江戸時代・19世紀 | 市河三次氏寄贈 B-3125 | 米庵折手本のうち | ||
| 米庵先生漫抄 | 2冊 | 市河米庵筆 | 江戸時代・19世紀 | 市河三次氏寄贈 B-3124 | |||
| 詩書屏風 | 6曲1双 | 亀田鵬斎筆 | 江戸時代・文政四年(1821) | 個人蔵 | 右隻2006/7/11～7/23展示、左隻2006/7/25～8/6展示 | ||
| 語 | 3幅 | 良寛筆 | 江戸時代・19世紀 | 個人蔵 | |||
| 四言四句 | 1幅 | 亀井南冥筆 | 江戸時代・18～19世紀 | 馬島瑞園氏寄贈 B-1135 | |||
| 七言絶句 | 1幅 | 柴野栗山筆 | 江戸時代・天明8年(1788) | 個人蔵 | |||
| 七言絶句 | 1幅 | 佐藤一斎筆 | 江戸時代・弘化2年(1845) | 河田燕氏寄贈 B-3133 | |||
| 七言絶句 | 1幅 | 篠崎小竹筆 | 江戸時代・19世紀 | B-1220 | |||
| おすすめ | 四大字屏風 | 2曲1隻 | 貫名菘翁筆 | 江戸時代・文久元年(1861) | 個人蔵 | ||
| 染付詩文四方茶壺 | 2合 | 青木木米筆 | 江戸時代・19世紀 | G-5748-1 | |||
| 色絵詩文煎茶碗 | 5口 | 青木木米筆 | 江戸時代・文政7年(1824) | G-5748-2 | |||
| 詩書巻 | 1巻 | 田能村竹田筆 | 江戸時代・天保4年(1833) | 個人蔵 | |||
| 蘇詩帖 | 1帖 | 頼山陽筆 | 江戸時代・19世紀 | B-28 | |||
| おすすめ | 水流帖 | 1帖 | 池大雅筆 | 江戸時代・18世紀 | 個人蔵 | 2006/7/25巻替 |