仏教の美術―平安～室町
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重要文化財 准胝観音像(部分) 平安時代・12世紀 (田中親美氏寄贈)
本館 3室
2017年3月22日（水） ～ 2017年4月23日（日）仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。とくに平安後期の仏教美術の遺品には、日本的な仏教美術の美しさを極めた名品が数多く含まれました。鎌倉時代に入ると、仏教美術は鎌倉新仏教の興隆や禅宗の導入、あるいは新たな中国美術の影響などにともない題材、技法、様式の面で変化しますが、前代同様に優れた作品が盛んに制作されました。 彫刻は十二神将像を、絵画は小品ながら数少ない平安期の准胝観音像の作例をはじめ様々な主題の作例を、書跡は一切経、工芸は引き続き華籠などの僧具を展示します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 重文 | 十二神将立像 未神 | 1躯 | 京都・浄瑠璃寺伝来 | 鎌倉時代・13世紀 | C-16 | |
| 当麻曼荼羅図 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 人見楽子氏寄贈 A-1141 | ||||
| 法華曼荼羅図 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | 岡崎正也氏寄贈 A-10163 | ||||
| おすすめ | 重文 | 准胝観音像 | 1幅 | 平安時代・12世紀 | 田中親美氏寄贈 A-11796 | ||
| 釈迦三尊像 | 1幅 | 鎌倉～南北朝時代・14世紀 | A-12106 | ||||
| 文殊菩薩及び眷属像 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | A-231 | ||||
| 重美 | 十六羅漢像（第三尊者） | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 千葉・弘法寺蔵 | |||
| 重美 | 十六羅漢像（第五尊者） | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 千葉・弘法寺蔵 | |||
| おすすめ | 重美 | 十六羅漢像（第二尊者） | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 千葉・弘法寺蔵 | ||
| 重美 | 十六羅漢像（第六尊者） | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 千葉・弘法寺蔵 | |||
| 過去現在絵因果経断簡（一） | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | A-10445-1 | ||||
| 過去現在絵因果経断簡（二） | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | A-10445-2 | ||||
| 国宝 | 線刻蔵王権現像 | 1面 | 奈良県吉野郡天川村金峯山出土 | 平安時代・長保3年(1001) | 東京・西新井大師総持寺蔵 | ||
| おすすめ | 重文 | 親鸞聖人伝絵巻 巻第一 | 1巻 | 南北朝時代・康永3年(1344) | 千葉・照願寺蔵 | ||
| 重文 | 大唐西域記巻第四（七寺一切経） | 1巻 | 平安時代・12世紀 | 愛知・七寺蔵 | |||
| 賢者五福徳経（神護寺経） | 1巻 | 平安時代・文治元年(1185) | 松永安左エ門氏寄贈 B-2437 | ||||
| 過去荘厳劫千仏名経残巻 | 1巻 | 鎌倉時代・正慶元年(1332) | B-2005 | ||||
| おすすめ | 重文 | 尊海渡海日記屏風 | 8曲1隻 | 尊海筆 | 室町時代・天文8年(1539) | 広島・大願寺蔵 | |
| おすすめ | 重文 | 大唐西域記 巻第四(中尊寺経） | 1巻 | 平安時代・12世紀 | B-2441-4 | ||
| 重文 | 紺紙金字一切経（荒川経） 四分律巻第五十 | 1巻 | 平安時代・平治元年(1159) | 和歌山・金剛峯寺蔵 | |||
| おすすめ | 国宝 | 金銀鍍宝相華唐草透華籠 | 1面 | 平安時代・12世紀 | 滋賀・神照寺蔵 | ||
| おすすめ | 国宝 | 金銀鍍宝相華唐草透華籠 | 1面 | 南北朝時代・14世紀 | 滋賀・神照寺蔵 | ||
| 金銅柄香炉（灌頂用具のうち） | 1柄 | 室町時代・15世紀 | 静岡・尊永寺蔵 | ||||
| 重文 | 金銅瓶鎮柄香炉 | 1柄 | 鎌倉時代・13世紀 | 大阪・金剛寺蔵 | |||
| 金銅龍文説相箱 | 1口 | 鎌倉時代・13世紀 | E-13088 | ||||
| 金銅獅子文説相箱 | 1合 | 室町時代・15世紀 | E-13813 |