重要文化財 銅梅竹透釣燈籠(部分) 千葉市中央区千葉寺町千葉寺址出土 室町時代・天文19年(1550) 畑野勇治郎氏寄贈
本館 3室
2017年2月7日(火) ~ 2017年3月20日(月・祝)
平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、そして宮廷貴族の調度品として用いられた工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界をご覧いただきます。
今回は、特別展「春日大社 千年の至宝」(1月17日(火)~3月12日(日))の開催に合わせ、神々への信仰と関わる絵画作品とともに、鎌倉時代以降に生まれた書流の書などをご紹介します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 八幡大菩薩縁起 | 1巻 | 南北朝時代・14世紀 | A-10121 | |||
おすすめ | 菅丞相物語絵巻 | 1巻 | 室町時代・16世紀 | 個人蔵 | |||
和漢朗詠集(内侍切) | 1幅 | 伝後京極良経筆 | 鎌倉時代・13世紀 | 個人蔵 | |||
おすすめ | 重文 | 読漢書詩 | 1幅 | 伏見天皇筆 | 鎌倉時代・13~14世紀 | 京都・霊洞院蔵 | |
おすすめ | 詩懐紙 | 1幅 | 三条西実隆筆 | 室町時代・永正7年(1510) | B-2980 | ||
源氏物語抜書 | 1巻 | 伝尊円親王筆 | 南北朝時代・14世紀 | B-3292 | |||
記録切 | 1幅 | 伝藤原定家筆 | 南北朝~室町時代・14~16世紀 | 金谷寛氏寄贈 B-3331 | |||
おすすめ | 重文 | 銅梅竹透釣燈籠 | 1基 | 千葉市中央区千葉寺町千葉寺址出土 | 室町時代・天文19年(1550) | 畑野勇治郎氏寄贈 E-14570 |