仏教の美術―平安～室町
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国宝 十六羅漢像(第一尊者) (部分) 平安時代・11世紀
本館 3室
2012年11月20日（火） ～ 2012年12月24日（月・休）仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。平安時代には、日本的な仏教美術が形成され洗練されました。その内容の多様性も日本仏教美術の特徴です。鎌倉時代に入ると、新仏教の興隆や禅宗の導入、また中国美術の影響などにともない多様な展開を示していきます。ここでは仏教美術の盛期である平安時代から鎌倉時代までの作品に、南北朝・室町時代の遺品を加えて紹介します。前回に引き続いての聖徳太子立像、国宝室での普賢菩薩像の展示に合わせて、法華経・普賢菩薩・天台宗関係の絵画や、世尊寺流に関わる書跡、仏教工芸などを展示します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 往生要集絵巻 巻第六 | 1巻 | 室町時代・15世紀 | 個人蔵 | 6巻のうち | |||
| 輪宝羯磨文据箱 | 1口 | 室町時代・大永6年（1526） | E-19847-2 | ||||
| 輪宝羯磨文戒体箱 | 1口 | 室町時代・大永6年（1526） | E-19847-1 | ||||
| 龍文説相箱 | 1口 | 鎌倉時代・13世紀 | E-13088 | ||||
| 金銅蓮華唐草透華籠 | 1面 | 室町時代・16世紀 | E-15270 | ||||
| 国宝 | 金銀鍍宝相華唐草透華籠 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | 滋賀・神照寺蔵 | |||
| おすすめ | 国宝 | 金銀鍍宝相華唐草透華籠 | 1面 | 平安時代・12世紀 | 滋賀・神照寺蔵 | ||
| 妙法蓮華経文句 巻第四 断簡 （唐紙経切） | 1幅 | 伝藤原行成筆 | 平安時代・11世紀 | B-2461 | |||
| 法華経巻第四 断簡 （戸隠切） | 1幅 | 藤原定信筆 | 平安時代・12世紀 | B-3212 | |||
| おすすめ | 法華経 | 1巻 | 藤原定信筆 | 平安時代・12世紀 | 個人蔵 | ||
| おすすめ | 重文 | 平行政願文 | 1巻 | 世尊寺定成筆 | 鎌倉時代・弘安7年（1284） | B-19 | 「日本美術の流れ」掲載作品 |
| 重文 | 西園寺実氏夫人願文 | 1巻 | 伝世尊寺経尹筆 | 鎌倉時代・弘安5年（1282） | B-1771 | ||
| おすすめ | 聖徳太子立像（孝養太子） | 1躯 | 鎌倉時代・13～14世紀 | 愛知・本證寺蔵 | |||
| 国宝 | 線刻蔵王権現像 | 1面 | 奈良県吉野郡天川村金峯山出土 | 平安時代・長保3年（1001） | 東京・西新井大師総持寺蔵 | ||
| 子島荒神像 | 1幅 | 室町時代・15世紀 | A-34 | ||||
| 宝塔絵曼荼羅 | 1幅 | 室町時代・16世紀 | 広島・妙政寺蔵 | ||||
| 普賢延命像 | 1幅 | 武田逍遥軒筆 | 室町～安土桃山時代・16世紀 | A-1230 | |||
| 釈迦三尊十羅刹女像 | 1幅 | 南北朝時代・14世紀 | A-12093 | ||||
| おすすめ | 普賢十羅刹女像 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | A-11790 | |||
| 法華曼荼羅図 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | 岡崎正也氏寄贈 A-10163 | ||||
| 国宝 | 十六羅漢像（第八尊者） | 1幅 | 平安時代・11世紀 | A-10946-8 | |||
| 国宝 | 十六羅漢像（第四尊者） | 1幅 | 平安時代・11世紀 | A-10946-4 | 「日本美術の流れ」掲載作品 | ||
| おすすめ | 国宝 | 十六羅漢像（第一尊者） | 1幅 | 平安時代・11世紀 | A-10946-1 | ||
| 熾盛光如来像 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 高嶋九藏氏寄贈 A-36 |