宮廷の美術―平安～室町
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敦忠集切 伝藤原行成筆 平安時代・11世紀
本館 3室
2012年3月20日（火・祝） ～ 2012年4月22日（日）平安時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品や、宮廷貴族の調度品として用いられ鑑賞された工芸品は、後代まで強い影響力をもち、日本的美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界を紹介します。今回はやまと絵の重要な一分野である歌仙絵、これに関連して三十六歌仙にかかる書等を展示します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 柿本人麻呂像 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | 松永安左エ門氏寄贈 A-10580 | ||||
| 柿本人麻呂像 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | A-20 | ||||
| おすすめ | 重文 | 佐竹本三十六歌仙絵巻断簡（小野小町） | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | 個人蔵 | ||
| おすすめ | 重文 | 佐竹本三十六歌仙絵巻断簡（藤原興風） | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | 個人蔵 | ||
| 業兼本三十六歌仙絵巻断簡（源順） | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | A-15 | ||||
| 時代不同歌合絵巻断簡（在原行平） | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | A-10488 | ||||
| 俊成本時代不同歌合絵巻断簡（素性法師） | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | A-11 | ||||
| 敦忠集切 | 1幅 | 伝藤原行成筆 | 平安時代・11世紀 | B-2462 | |||
| 砂子切(業平集) | 1幅 | 伝藤原公任筆 | 平安時代・12世紀 | 森田竹華氏寄贈 B-2991 | |||
| 砂子切（兼輔集） | 1幅 | 藤原定信筆 | 平安時代・12世紀 | B-12-8 | |||
| 村雲切（貫之集） | 1幅 | 伝寂然筆 | 平安時代・12世紀 | 個人蔵 | |||
| 加賀切（元真集） | 1幅 | 伝藤原俊成筆 | 平安時代・12世紀 | 川北春江氏寄贈 B-2938 | |||
| 高光集切 | 1幅 | 伝藤原為家筆 | 鎌倉時代・13世紀 | B-1387 | |||
| 鴛鴦沈金手箱 | 1合 | 室町時代・16世紀 | H-443 |