武家の服飾
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振袖 鬱金色綸子地牡丹橘網模様 旧久留米藩藩士家伝来 江戸時代・18世紀
本館 特別2室
2009年6月24日（水） ～ 2009年7月20日（月・祝）鎌倉幕府以降、武士が日本の政治の表舞台に立つこととなりました。当初は公家の装束を正装として用いましたが、次第に武士が日常に使用していた装束の威儀を正して正装として用いるようになり、武家独特の装束が行われるようになりました。今回は、当館が所蔵する安土桃山時代から江戸時代にかけて武家で用いられた服飾のうち、特に伝来の明らかなものを中心に展示し、その特色を紹介します。／担当研究員：小山弓弦葉(日本・東洋染織)
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 振袖 鬱金色綸子地牡丹橘網模様 | 1領 | 旧久留米藩藩士家伝来 | 江戸時代・18世紀 | I-4294 | ||
| 打掛 紅綸子地流水菊葵梅模様 | 1領 | 紀州徳川家十代治宝室貞恭院（種姫 聡子 1765-1794）所用 | 江戸時代・18世紀 | I-1396 | |||
| 掛下帯 浅葱繻子地波葦水草碇模様 | 1条 | 紀州徳川家十代治宝室貞恭院（種姫 聡子 1765-1794）所用 | 江戸時代・19世紀 | I-1398 | |||
| 帷子 白麻地椿立木寿字模様 | 1領 | 伝仙台伊達家十二代斉邦室栄心院〈綏姫 微子 1823?-1861〉所用 | 江戸時代・19世紀 | I-651 | |||
| 単衣 紫絹縮地家屋羽団扇蓑笠槍鉾雪景模様 | 1領 | 伝紀州徳川家十四代茂承室温譲院（貞淑夫人 1850-1874）所用 | 江戸時代・19世紀 | I-1401 | |||
| 腰巻 黒紅練緯地梅椿亀甲花菱模様 | 1領 | 紀州徳川家十代治宝室貞恭院（種姫 聡子 1765-1794）所用 | 江戸時代・18世紀 | I-1389-1 | |||
| 提帯 萌黄白段格子源氏車藤牡丹模様錦 | 1条 | 紀州徳川家十代治宝室貞恭院（種姫 聡子 1765-1794）所用 | 江戸時代・18世紀 | I-1389-2 | |||
| 火事装束 猩々緋羅紗地波鯉模様（抱き茗荷紋付） | 1具 | 江戸時代・19世紀 | I-2959 | ||||
| 衣服模様雛形見本帖 | 2冊 | 江戸時代・19世紀 | I-1063 | ||||
| 陣羽織雛形 | 14個 | 江戸時代・19世紀 | 鈴木重嶺氏寄贈 I-2667 | ||||
| おすすめ | 重文 | 小袖 白茶地桐竹模様綾 | 1領 | 益田宗兼（1545没）が足利第10代将軍義稙より拝領 | 室町時代・16世紀 | I-4069 | |
| 陣羽織 黒鳥毛揚羽蝶模様 | 1領 | 伝織田信長より溝口家拝領 | 安土桃山時代・16世紀 | 鶴田泰雄氏寄贈 I-3478 | |||
| 鎧下着 浅葱綸子無地（三つ葉葵紋付） | 1領 | 伝榊原康政、徳川家康より拝領 | 安土桃山時代・16～17世紀 | I-4094 | |||
| おすすめ | 重文 | 胴服 浅葱白紫染分練緯地雪輪銀杏模様 | 1領 | 石見銀山見立役・吉岡隼人が徳川家康より拝領 | 安土桃山時代・16～17世紀 | I-4070-1 | |
| 裃（三つ葉葵紋付） 鶸色麻地松葉小紋 | 1具 | 伝徳川綱吉所用 | 江戸時代・17～18世紀 | I-1338 | |||
| 小袖 平絹小桜模様 | 1領 | 江戸時代・17世紀 | 朝倉半次氏寄贈 I-708 | ||||
| 定家文庫 黒天鵞絨地菊唐扇葡萄模様 | 1個 | 江戸時代・19世紀 | I-1925 | ||||
| 筥迫 茶天鵞絨地鶴梅模様 | 1個 | 江戸時代・19世紀 | I-1706 | ||||
| 筥迫 黒天鵞絨地菊蝶模様 | 1個 | 江戸時代・19世紀 | I-1705 | ||||
| 筥迫 茶天鵞絨地鶴松竹梅模様 | 1個 | 江戸時代・19世紀 | I-1710 |