歴史を伝えるシリーズ 江戸をみる―徳川将軍家と江戸城―
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銅製鯱 銅意法橋作 江戸時代・万治2年(1659)
本館 16室
2007年10月10日（水） ～ 2007年11月11日（日）江戸幕府の260年に及ぶ長期政権は、徳川家康、秀忠、家光の三代によってその基礎が確立されました。家康はすぐれた組織者として今日でも高く評価されており、秀忠は五女和子の入内と二条城行幸を中心とする対朝廷政策や貿易の統制によって将軍権力の強化に大きな役割を果たしました。また家光は、武家諸法度を改定して諸大名に参勤交代を義務付け、大名の財力を削減させる数々の措置を講じた他、朝廷とも安定した関係を築いたことで知られています。
このような幕府権力の象徴が天下に威容を誇った江戸城です。長禄年間に太田道灌が築城に着手し、家康入封後拡張・整備されていった江戸城は、幕末・維新期の火災や取り壊しでほとんど失われましたが、残された資料から往時の姿を再現します。また将軍権力の確立過程にかかわる文書等もあわせて紹介します。／担当研究員：冨坂 賢（歴史資料)
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 上棟式道具 | 1式 | 江戸時代・19世紀 | 柏木貨一郎氏寄贈 H-1559 | |||
| 三州長篠合戦地理図 | 1枚 | 坂田美明筆 | 江戸時代・19世紀 | 狩野謙柄氏寄贈 P-559 | |||
| 徳川家康陣羽織図 | 1巻 | 江戸時代・18世紀 | P-703 | ||||
| 徳川家旗幟図鑑 | 1巻 | 江戸時代・18世紀 | P-1975 | ||||
| 将軍秀忠松平筑前守邸へ御成之次第 | 1巻 | 江戸時代・18世紀 | 徳川宗敬氏寄贈 QB-10521 | ||||
| 御成献立之次第 | 1冊 | 江戸時代・19世紀 | 徳川宗敬氏寄贈 QB-2704 | ||||
| 御日記 | 3冊 | 江戸時代・18世紀 | 徳川宗敬氏寄贈 QB-10337 | 449冊のうち | |||
| 武家諸法度 | 1通 | 江戸時代・天保9年(1838)写 | QA-4085 | ||||
| 寛永徳川家光上洛記録 | 1冊 | 江戸時代・文久3年(1863)写 | 徳川宗敬氏寄贈 QB-8921 | ||||
| おすすめ | 御本丸城園中菊之御茶屋起絵図 | 1組 | 江戸時代・19世紀 | P-2456 | |||
| 長禄年間之江戸略図 | 1枚 | 江戸時代・天保10年(1839) | 徳川宗敬氏寄贈 QB-11017-1 | ||||
| 長禄年間之江戸略図 | 1枚 | 真照写 | 江戸時代・18世紀 | 徳川宗敬氏寄贈 QB-11017-2 | |||
| 太田道灌江戸居城図 | 1枚 | 江戸時代・文化14年(1817) | P-573-21 | ||||
| 江戸城内図 | 1枚 | 江戸時代・19世紀 | 内藤耻叟氏寄贈 P-2446 | ||||
| 御本丸大奥御畳方御用雛形帳 | 1冊 | 江戸時代・文化元～12年(1804～15) | 伊阿弥宗之助氏寄贈 QA-3753-3 | 4冊のうち | |||
| おすすめ | 公用日記 | 2冊 | 狩野晴川院養信筆 | 江戸時代・天保10・12年(1839・41)写 | QA-3588-38、43 | 53冊のうち | |
| おすすめ | 江戸城本丸等障壁画下絵 | 1巻 | 狩野晴川院養信筆 | 江戸時代・19世紀 | P-2362-107 | 264巻のうち | |
| 江戸城本丸上棟式図 | 1巻 | 江戸時代・19世紀 | P-447 | ||||
| おすすめ | 銅製鯱 | 1基 | 銅意法橋作 | 江戸時代・万治2年(1659) | E-19794 | 2基のうち |