書画の展開 ―安土桃山・江戸
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本館 8室
2005年10月25日（火） ～ 2005年12月4日（日）安土桃山時代から江戸時代の絵画は、永徳や探幽をはじめとする狩野派を中心に、宗達・光琳・抱一らの琳派、大雅・蕪村らの南画派、応挙を祖とする円山派、若冲・芦雪・蕭白らの個性派の画家たちを輩出し、百花繚乱の相を呈しました。
書は、寛永の三筆(信尹・光悦・昭乗)が新しい書風を打ち立て、黄檗（おうばく）の三筆らがもたらした中国書法が、江戸時代中期以降、唐様の書として流行しました。ここでは安土桃山時代から江戸時代に多様な展開を遂げた絵画と書跡を展示します。／担当研究員：松原茂(日本美術) 島谷弘幸(日本美術) 小野真由美(日本絵画)
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 玄鶴芦雁図 | 2幅 | 狩野山雪筆 | 江戸時代・17世紀 | A-1046 | |||
| おすすめ | 龍田川図 | 1幅 | 狩野探信〈守道〉筆 | 江戸時代・19世紀 | A-300 | ||
| 三夕図 | 1幅 | 土佐光成筆 | 江戸時代・17世紀 | A-1092 | |||
| 菊花図 | 1幅 | 池大雅筆 | 江戸時代・18世紀 | 植松嘉代子氏寄贈 A-11849 | |||
| 湖山秋景図 | 1幅 | 中山高陽筆 | 江戸時代・18世紀 | A-12090 | |||
| 前後赤壁図 | 2幅 | 春木南溟筆 | 江戸時代・19世紀 | A-1128 | |||
| 赤壁図 | 1幅 | 横井金谷筆 | 江戸時代・19世紀 | A-1284 | |||
| 芦雁図 | 1幅 | 中林竹洞筆 | 江戸時代・天保8年(1837) | 個人蔵 | |||
| 西王母図 | 1幅 | 福田太華筆 | 江戸時代・19世紀 | A-948 | |||
| おすすめ | 十二ケ月歌意図巻 巻下 | 1巻 | 土佐光起筆 | 江戸時代・17世紀 | A-66-2 | ||
| 三十六人歌合 | 1巻 | 持明院基時筆 | 江戸時代・17～18世紀 | B-3013 | |||
| 芥子下絵和歌巻 | 1巻 | 本阿弥光悦筆 | 江戸時代・寛永10年(1663) | B-3008 | |||
| 書状 | 1幅 | 頼山陽筆 | 江戸時代・19世紀 | 弘埜ひで氏寄贈 B-2914 | |||
| おすすめ | 和歌屏風 | 6曲1双 | 松花堂昭乗筆 | 江戸時代・17世紀 | B-3236 | ||
| おすすめ | 七言律詩 | 6幅 | 細井広沢筆 | 江戸時代・17世紀 | B-1624 | ||
| 一行書「諸悪莫作」「衆善奉行」 | 2幅 | 慈雲筆 | 江戸時代・18～19世紀 | 大阪・高貴寺蔵 | |||
| 二行書 | 1幅 | 仙厓義梵筆 | 江戸時代・19世紀 | 個人蔵 | |||
| 書状 | 1幅 | 沢庵宗彭筆 | 江戸時代・17世紀 | 個人蔵 |