東京国立博物館は2025年6月19日、中国・中国美術館と国際交流協定(MOU)を締結しました。
中国美術館の建設は1958年に始まり、1963年に毛沢東の揮毫による「中国美術館」の題額を掲げて開館しました。現在の展示面積は6600平米で、収蔵品は13万点あまり、おもに19世紀末から現在までの近現代の作家の作品です。ルードヴィヒの寄贈作品をはじめとする外国の作品のコレクションもあり、ピカソの油絵4点も所蔵しています。伝統書画については、任伯年、斉白石、呉昌碩、呉冠中など近現代の著名作家の作品を収蔵しており、民間芸術のコレクションが豊富なことでも知られています。
今後は両館で学術・文化の交流および協力、ならびにその他の活動を推進して参ります。
中国美術館