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秋草蒔絵見台(あきくさまきえけんだい) 

 『秋草蒔絵見台(あきくさまきえけんだい)』の画像 
1基
木製漆塗
縦29.5 横43.0 高56.0
安土桃山~江戸時代
16-17世紀
H4279
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総合文化展での展示予定は未定です
 
見台の表面に菊・芒・萩・桔梗などの秋草を描き,57の桐紋を重ねている。いわゆる高台寺蒔絵による装飾である。高台寺蒔絵は太閤秀吉の冥福を祈って北政所が京都東山に造営した寺に由来する名で,意匠に秋草文を多用し,金の平蒔絵を主体にした簡略な技法を用いるなど,伝統的な蒔絵にみられない特色を備えている。桃山という進取の時代にふさわしい斬新な表現である。