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扇面散らしの文様は、扇の変化に富んだ形や、扇面に描き込まれた画中画の面白さが好まれて、鎌倉時代以降さまざまな工芸品に用いられた。ここでは扇が様々な方角を向いており、動きに満ちた構図となっている。また平蒔絵と高蒔絵で精巧に表わされた扇面画は、その魅力をあますところなく伝えている。
塩山蒔絵硯箱
本館 12室
2024年9月3日(火)~2024年12月1日(日)
花樹鳥獣蒔絵螺鈿聖龕