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竹一重切花入(たけいちじゅうぎりはないれ) 銘 園城寺(めい おんじょうじ)

 『竹一重切花入(たけいちじゅうぎりはないれ)』の画像 
1口
千利休(せんのりきゅう)
高33.9 口径10.9 底径11.2
安土桃山時代
天正18年(1590)
G4217
松平直亮氏寄贈
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総合文化展での展示予定は未定です
 
千利休が天正18年の小田原攻めに同道し,伊豆韮山の竹をもって作った3作の内の1作。真竹の2節を残し,一重の切れ込みを入れた簡潔な作であり,以後,竹花入の流行を生む最初期の古典としてあまりにも名高い。園城寺の銘は子息の千少庵が名付けたもので,表面の干割れを園城寺の破れ鐘にちなんだもの。