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版画を描かず、肉筆画に専心した宮川長春の代表作として知られる画巻。武家屋敷で芸を披露する女舞(おんなまい)の一行を描いたもので、屋敷に向かって路上を進む場面に始まり、屏風の陰で身繕いをする場面で終わります。狩野派風の屏風や、精緻で可憐な彩色など見どころも多い作品です。