扇面に法華経を写した装飾経。表紙には法華経を守護する十羅刹女*じゅうらせつにょ*が、文字の下には経典の内容とは結びつかない、貴族や庶民の営みが濃彩のやまと絵で描かれている。宮廷周辺の女性の発願により制作されたと考えられ、もとは大阪・四天王寺*してんのうじ*に伝来した。
- 文化財指定
- 国宝
- 員数
- 1帖
- 作者
- 時代・世紀
- 平安時代・12世紀
- 制作地
- 出土地
- 品質形状
- 紙本着色
- 法量
- 縦25.4、上弦47.6、下弦18.3(昔の計測値:25.3x26.0)
- 銘文等
- 寄贈者
- 機関管理番号
- A-7
- 分類
- 絵画
- 種別
- 絵画 > 日本 > やまと絵