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江戸時代の土佐光貞の箱書きによれば、土佐光信が義政の姿を描いたものという。像主は黒の袍と浅葱色の指貫を着し、右手に檜扇を持つ衣冠姿である。襖絵や鏡台が描き込まれ、また小画面であるため、公的な肖像画とは別種の親密さ、臨場感を感じさせる。(20040901_h05)