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准胝観音像(じゅんていかんのんぞう) 

 『准胝観音像(じゅんていかんのんぞう)』の画像 
1幅
絹本着色
縦103.4 横47.4
平安時代
12世紀
重文
A11796
田中親美氏寄贈
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総合文化展での展示予定は未定です
 
准胝仏母や七倶胝仏母などとも呼ばれ,除災,求児などのために修される密教の准胝法の本尊。通例の三目十八臂像と異なり,万徳寺本『覚禅鈔』で醍醐寺本とする二目八臂像に描かれたおそらく現存唯一の彩色本。優美な色彩と精緻な截金文様による中尊に対し,周囲に配された四天王像には肥痩のある描線が用いられ,宋代仏画からの影響が見られる。