檜の大樹が幹をうねらせ、大枝を振りかざす豪放な形態と濃密な色彩は、当時の美意識を余すところなく体現している。天正18年(1590)に落成した八条宮(後の桂宮家)邸を飾った襖絵であったとされ、永徳の最晩年作と考えられる。
- 文化財指定
- 国宝
- 員数
- 4曲1双
- 作者
- 狩野永徳筆(かのうえいとくひつ)
- 時代・世紀
- 安土桃山時代・天正18年(1590)
- 制作地
- 出土地
- 品質形状
- 紙本金地着色
- 法量
- 各 縦170.0 横230.4
- 銘文等
- 寄贈者
- 機関管理番号
- A-1069
- 分類
- 絵画
- 種別
- 絵画 > 日本 > 近世絵画