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普賢菩薩像(ふげんぼさつぞう) 

 『普賢菩薩像(ふげんぼさつぞう)』の画像 
1幅
絹本着色
縦159.1 横74.5
平安時代
12世紀
国宝
A1
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総合文化展での展示予定は未定です
 
『法華経』普賢勧発品に説く,法華経信者を守るために出現した六牙の白象に乗る普賢菩薩の独尊像。繊細な隈を施した菩薩の肉身を異例の細墨線でくくり,着衣・荘厳具などには金箔や銀泥を用いる。天台宗の法華三昧堂で毎月修された普賢講の本尊として制作されたか,あるいは女人成仏を願った平安時代後期の女性貴族の念持仏と考えられよう。