本像は唇に水晶を嵌@は@めて輝かせ、実際の唇のようにみせているのが特色です。鎌倉時代にはこのように仏像に現実感を持たせるため、さまざまな工夫が凝らされました。また金粉を膠@にかわ@で溶いた金泥@きんでい@を肌に施して自然な輝きを放ち、いっそうの現実感を与えています。
- 文化財指定
- 重要文化財
- 員数
- 1軀
- 作者
- 時代・世紀
- 鎌倉時代・13世紀
- 制作地
- 出土地
- 品質形状
- 木造、金泥塗・彩色・截金、玉眼、唇に水晶
- 法量
- 像高106.3 髪際高101.4 台座高34.8
- 銘文等
- 寄贈者
- 機関管理番号
- C-20
- 分類
- 彫刻
- 種別
- 彫刻 > 仏教彫刻 > 菩薩