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新春恒例! 博物館に初もうで

新春恒例となりました、「博物館に初もうで」(2016年1月2日(土)~31日(日))。
2016年のお正月で13回目となり、干支も2巡目に突入です。


毎年多くのお客様で賑わいをみせる1月2日(土)、3日(日)は、お正月気分を味わえる獅子舞、和太鼓、曲独楽やコンサートなどイベントも盛りだくさん

獅子舞     江戸の遊芸
 

また、2日(土)、3日(日)は、お年玉・プレゼント企画も。

1.ミュージアムショップでは2,000円以上お買い上げのお客様、先着600名様にミュージアムグッズをプレゼント。美術図書バーゲンセールも同時開催。

2.TNM&TOPPANミュージアムシアターでは、「伊能忠敬の日本図」を無料上演。

3.レストランゆりの木では、ご利用のお客様先着150名様に伊予の水引の箸置きをプレゼント。

4.寛永寺との連携企画もあります。
根本中堂、徳川歴代将軍の肖像画(油画)、四天王像(江戸時代・元和6年(1620) 台東区登録文化財)、十二神将像(江戸時代・元禄15年(1702))を特別公開する寛永寺では、当館観覧券の半券(当日分)の提示で散華をいただくことができます。


新春特別公開では、もはやお正月の風物詩ともいえる国宝「松林図屏風」(本館2室、1月2日(土)~17日(日))のほか、浮世絵の展示室では葛飾北斎づくし。名品「冨嶽三十六景」のうち「凱風快晴」「山下白雨」「神奈川沖浪裏」の三役が揃い踏みする貴重な機会です。

冨嶽三十六景
左から、凱風快晴、山下白雨、神奈川県沖浪裏
葛飾北斎筆 江戸時代・19世紀
本館10室(浮世絵)にて2016年1月2日(土)~1月17日(日)まで展示


そして、こちらも恒例、干支の展示。
2016年は「博物館に初もうで 猿の楽園」(本館特別1室・特別2室、1月2日(土)~31日(日))と銘打ち、トーハク所蔵のかわいらしいおサルさんたちの作品を展示します。

この特集に関連し、本館特別1室では先着1万名様にカレンダー付ワークシート「キミはなに猿?&狩野山雪の猿カレンダー」を配布します。2日(土)、3日(日)は、おサルのスタンプコーナーも設置。自分だけのオリジナルワークシートを作ることができます。

 羊が何匹?ワークシート
ワークシートの裏面が狩野山雪のかわいい猿のカレンダーになっています

WEBサイトでは、「トーハクの猿ベスト12」の人気投票が始まっています。
こちらでお気に入りの猿を見つけて、お正月は展示室でぜひ実物をご覧ください!


そのほか、松竹梅や鶴など吉祥モチーフの作品もたくさん。
もちろん、特別展「始皇帝と大兵馬俑」も大好評開催中です!
お正月に兵馬俑(レプリカ)と記念撮影はいかがですか?
 

新年のお出かけ初めはぜひ、トーハクへ!

 

カテゴリ:news催し物博物館に初もうで

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posted by 奥田 緑(広報室) at 2015年12月24日 (木)

 

特別展「始皇帝と大兵馬俑」 20万人達成!

特別展「始皇帝と大兵馬俑」(2015年10月27日(火)~ 2016年2月21日(日)、平成館)は、12月11日(金)に20万人目のお客様をお迎えしました。
ご来場いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。

20万人目のお客様は、埼玉県越谷市よりお越しの深町幸子さん。
深町さんには、東京国立博物館長 銭谷眞美より、記念品として特別展図録や展覧会の特設ショップで人気のチョコレートなどを贈呈しました。


特別展「始皇帝と大兵馬俑」20万人セレモニー
深町幸子さん(右から2番目)と館長の銭谷眞美(右端)
12月11日(金) 東京国立博物館 平成館エントランスにて



長年のママ友だというお2人(写真左・右。中央は深町さん)と一緒にご来館いただきました

深町さんは夏の「クレオパトラとエジプトの王妃展」にもご来館され、その時に本展の告知をご覧になったそうです。
重ねてのご来館、誠にありがとうございます。

「兵馬俑の精緻な作りをじっくり見たいと思っています。細かいだけじゃなく、兵馬俑は1体1体顔が違うとも聞いています。そんなすごいものを、始皇帝はよく作ったなと感心してしまいます」と語る深町さん。
兵馬俑坑の迫力を体感したいと、特にレプリカによる再現展示を楽しみにされていました。

兵馬俑の展示室では、時おり、お客様の小さな歓声や感嘆のため息が聞こえます。
兵馬俑の精緻さを、兵馬俑坑の迫力を、ぜひこの機会にお楽しみください。
皆様のご来館を心よりお待ち申し上げております。

カテゴリ:news2015年度の特別展

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posted by 高桑那々美(広報室) at 2015年12月11日 (金)

 

ボランティアデーと平成28年度からのボランティア募集のお知らせ

12月5日(土)と12月6日(日)に、東博ボランティアデーを開催します。

トーハクでボランティアにお会いになったことはありますか?
総勢約160名のボランティアが曜日ごとにわかれて、月曜日以外、毎日館内で活動しています。
本館の展示室の入り口や平成館への連絡通路の手前などで、今日のおすすめの展示をお知らせしたり、体験コーナーでサポートをしたり、腕章をつけたボランティアが皆様をお迎えしています。
イベントやワークショップ、スクールプログラムや盲学校対応、保存修復活動のお手伝いもしています。
また、全部で16のガイドツアーなどのグループがあります。

ガイドツアーの様子
たてもの散歩ツアー(左)と刀剣ツアー(右)の様子

東博ボランティアデーの2日間は、ボランティア活動をぎゅっと凝縮しています。
ボランティアによるすべてのガイドツアーも、この2日間に体験することができます。
それぞれのボランティアグループが、いつもとは一味違う特別なガイドのコースを用意したり、衣装や小物を手作りしたりと、現在準備を重ねているところです。

今回特におすすめなのは、休館中の法隆寺宝物館から出て、法隆寺宝物に関連した作品を東洋館でご案内するツアーや、リニューアルした考古展示室をご案内するツアーなど。また、庭園公開の時期に合わせて、紅葉した庭園をご案内する樹木ツアー庭園茶室ツアーで、秋のトーハクを満喫していただければと思います。
*一部、事前申込制や定員制もあります

また、ボランティアに興味を持っている方のために、この二日間だけ、「活動紹介ツアー」を行います。普段、館内でどのようなボランティア活動を行っているのか、ツアー形式でご案内します。お客様との対応の仕方や、ボランティア活動のやりがいなど、直接現役ボランティアとお話しするチャンスです。
あわせて、平成28年度から活動されるボランティアを募集するにあたり、「募集説明会」も開催します。

ボランティアデー
昨年の活動紹介ツアーと募集説明会の様子

12月最初の土日、丸1日ゆっくり博物館でお過ごしいただき、興味のあるツアーに参加したり、ボランティアとのおしゃべりを楽しんでみたりしてはいかがでしょうか?


現在、平成28年度から3年間活動するボランティアを募集しています(応募は12月10日(木)より受付)。
募集案内はこちらをお読みの上、2016年1月14日(木)までに郵送でお送りください。お待ちしております。
 

カテゴリ:news催し物

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posted by 鈴木みどり(ボランティア室長) at 2015年11月26日 (木)

 

特別展「始皇帝と大兵馬俑」10万人達成!

特別展「始皇帝と大兵馬俑」(2015年10月27日(火)~ 2016年2月21日(日)、平成館)は、11月20日(金)に10万人目のお客様をお迎えしました。
ご来場いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。

10万人目のお客様は、千葉県市川市よりお越しの福嶋亜紀子さん。
お母様の白石美智子さんと一緒に、ご来館くださいました。

福嶋さんには、東京国立博物館 学芸研究部長 谷豊信より、記念品として特別展図録や展覧会オリジナルグッズなどを贈呈しました。


特別展「始皇帝と大兵馬俑」10万人セレモニー
左から学芸研究部長の谷豊信、福嶋亜紀子さん、白石美智子さん
11月20日(金) 平成館ラウンジにて



『キングダム』記念撮影コーナー
福嶋さんのだんな様はマンガ『キングダム』の大ファンでいらっしゃるとか。
今後はご夫婦でもご来館ください!


兵馬俑が「等身大」だなんてすごいと思います、という福嶋さん。
「特に馬丁俑(ばていよう)が気になります。兵馬俑は立っているイメージあるのに、正座しているなんて! それに像になる人は身分のある人というイメージもあったのですが、馬飼いも像になっちゃうんですね」と、展覧会への興味を語ってくださいました。

特別展「始皇帝と大兵馬俑」は2016年2月21日(日)まで。
年内は12月23日(水・祝)まで、年始は1月2日(土)から開館します。
皆様のご来館を心よりお待ちしております。

カテゴリ:news2015年度の特別展

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posted by 高桑那々美(広報室) at 2015年11月20日 (金)

 

開幕! 特別展「始皇帝と大兵馬俑」

待望の特別展「始皇帝と大兵馬俑」が、10月27日(火)に開幕しました。


お天気にも恵まれ、初日から多くのお客様にお越しいただき、幸先の良いスタートとなりました。
開幕の前日に行った開会式と内覧会も多くのお客様にご出席いただきました。


本展のみどころは、何といっても兵馬俑。
彼らに会えるのは、展覧会のクライマックス、最後の展示室です。
…と、その前に、兵馬俑の展示室に至るまでの作品にも注目です。
なぜなら、「どうして、兵馬俑のような壮大なものを作ることができたか?」のヒントがそこに隠されているから。
天下統一をした秦(しん)国はどうやって強大化していったのか、兵馬俑を作らせた秦の始皇帝(しこうてい)とはどんな政治を敷いたのか、その先に兵馬俑が登場するのです。

写真の取水口・L字形水道管・水道管は紀元前3世紀(日本は弥生時代!)のもの。
この頃から既に秦では高度なインフラが整備されていました
秦咸陽宮遺址博物館蔵


いきなり兵馬俑が作られたわけではない、ということですね。
兵馬俑登場までの秦のサクセス・ストーリーを追えることも、本展のポイントなのです。

第2会場の最初の展示室にある銅車馬(複製)も見応えたっぷり。
2両の銅車馬は、始皇帝が実際に乗ったと考えられる馬車を、2分の1スケールで再現した青銅製の模型です。
 
複製であっても、中国国外で2両の銅車馬が一緒に展示されることはめったにありません。
大変貴重な展示です!


さて、銅車馬の展示室から次の展示室に向かうスロープを上がっていくと・・・。
目の前にバーンと兵馬俑が現われます!
ここでは、敢えて写真は載せません。
少し高い位置から見渡す兵馬俑、その壮観はぜひご自身の目でお確かめください。

1974年に発見された兵馬俑が、日本で最初に公開(1976年)されたのはトーハクだということ、ご存知でしたか?
そんなご縁で結ばれた兵馬俑とトーハク、本展では選りすぐりの10体を公開しています。


  
左から将軍俑・跪射俑・歩兵俑
秦始皇帝陵博物院蔵


話には聞いていましたが、本当に1体1体、顔が違うことに感心ひとしきりです。
「こういう人いるよね」というお客様のお声もちらほら。
表情や髪の毛など、その表現の細やかさと写実性!
この造形を紀元前3世紀になし得たというのですから、ただただ「すごい」の一言に尽きます。

レプリカによる兵馬俑坑(兵馬俑の発掘現場)の再現展示にも注目です。
この兵馬俑坑をバックに、記念撮影もできちゃいます。

複製による兵馬俑坑の再現展示


※ストロボはお使いいただけません。


撮影コーナーで撮った写真は、ぜひ写真投稿アプリ「インスタグラム」で「#みんなで兵馬俑」を付けて投稿してください。
投稿された写真は公式サイトにアップされます(※すべての画像が公開されるとは限りません)。

さらに、平成館1階ではマンガ『キングダム』と本展がコラボした撮影コーナーも設置。
『キングダム』は天下統一前の秦を舞台にした人気マンガです。
作中に登場する秦国王・政(せい)とは、後の始皇帝のこと。
主人公の信や政たちと一緒に、記念の1枚はいかがですか?


早くも展覧会にお越しいただいたお客様からは「想像よりもすごかった」というコメントが聞こえてきます。
百聞は一見にしかず。
皆様のご来館をお待ちしております。

カテゴリ:news2015年度の特別展

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posted by 高桑那々美(広報室) at 2015年10月29日 (木)