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言葉による東京国立博物館アクセスマップ

(注)このページの情報は、2023年4月時点での情報です。
(注)東京国立博物館は、広い上野公園を抜けていくので、目印が少なく、視覚障害者一人では大変分かりづらい場所です。もしも一人で行かれる場合は、上野公園案内所の方に質問などをしてみてください。また、少し離れた東京文化会館そばの上野恩賜公園管理所では車椅子の貸出を行っています。

JR上野駅公園改札(公園口)から出発。博物館は改札を背にすると、およそ2時の方角。週末は人が多くてにぎやか。改札を出てまっすぐ進むと点字ブロックがあり二手に分かれる。まっすぐ進むと博物館への道、左に進むと、公園内の案内図がある。改札を背にまっすぐ約20メートル行くと、左側に東京文化会館、右側に上野公園案内所があり、そこで点字ブロックは終わる。そのすぐ左隣に国立西洋美術館がある。国立西洋美術館の前を通り過ぎると、その角が小さな交差点(通常は歩行者専用だが、まれに許可された作業の車が通る)になっており、道の材質がぼこぼこしたタイルに変わる。タイルの道に乗ったら、右に曲がる。美術館を右手に、そのまま進む。国立西洋美術館の隣は、国立科学博物館。右側に科学博物館のチケット売り場があり、混み合うので、道の左側を歩くとよい。200メートルほどいくと、車の音が聞こえてきて、車道につきあたる。車道に出る手前に、腿くらいの高さのポールが何本も立って、車が入れないよう境界になっているのでぶつからないよう注意。そのポールを通り過ぎ、道の材質がアスファルトになったら左へ曲がり、歩道をそのまま進む(左手の歩道に入るところに点字ブロックあり)。100メートルほど進むと、点字ブロックのある横断歩道(音あり)があるので、右を向いて今歩いてきた道の反対側に渡る。渡った先の車道と歩道の間に、腿くらいの高さのポールが何本もたって、車が入れないよう境界になっているので、ぶつからないように注意。わたったところが東京国立博物館の正門。正面にインフォメーション、右手にミュージアムショップ、右奥にチケット売り場のある建物があり、あわせて正門プラザ、と呼ばれている。 ミュージアムショップに入ると、正面に、正門プラザの案内版がある。ミュージアムショップを通り過ぎると、チケット売場がある。チケット売場周辺には、男性のスタッフが常駐しているので、尋ねると案内してくれる。(障がい者とその介護者各1名は無料。入館の際に障がい者手帳等の提示が必要。)必要な場合はチケット売場で観覧券を買い、入館。ここで車いすを借りることもできます。正門を入ったらまず、正面の本館へ。正面に案内板があり、その後ろは植え込みと大きな池があるので、右か左に回りこんで、池の真後ろにある本館に進む。本館の正面には低い1段のあと6段のぼる階段(点字ブロックなし、左右にはスロープも)、平らなスペースのあとさらにもう6段の階段(点字ブロックなし、左のみスロープあり)、そして右、中央、左の3箇所に自動ドアがある。さらに2段上がり(左手のみスロープあり)、また右、中央、左と3つに分かれた入口がある。スロープをのぼる向かって左の入口、中央、右の入り口、それぞれ自動ドアになっている。ドアの中がエントランスホール。正面に大階段がある。階段の左にインフォメーションがあり、女性スタッフが常駐している。尋ねると、点訳および拡大墨字表記の博物館案内パンフレットをもらうことができる。

(注)「言葉による東京国立博物館アクセスマップ」は、ミュージアム・アクセス・グループMARの「文字によるアクセスマップ」を参考に作成されました。