達磨は禅宗の初祖。インドから中国に渡来し、少林寺で9年間、面壁坐禅したという。賛者の一山一寧は正安元年(1299)に中国から来日した禅僧で、制作年代は14世紀初め頃とみられる。顔の表現や衣文線にすぐれた技量がうかがえる初期水墨画の優品である。
(2004/12/21_H033)
- 文化財指定
- 重要文化財
- 員数
- 1幅
- 作者
- 一山一寧賛(いっさんいちねいさん)
- 時代・世紀
- 鎌倉時代・14世紀
- 制作地
- 出土地
- 品質形状
- 絹本墨画淡彩
- 法量
- (修理後法量)100.8×50.8
- 銘文等
- 一山一寧賛
- 寄贈者
- 機関管理番号
- A-11095
- 分類
- 絵画
- 種別
- 絵画 > 日本 > 中世水墨画