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特集 博物館に初もうで 午―神と人をつなぐ祈りのかたち―

  • 『馬後藤貞行作 明治26年(1893)』の画像


    後藤貞行作 明治26年(1893)

    本館 特別1室
    2026年1月1日(木・祝) ~ 2026年1月25日(日)

    2026年、今年の干支は「午」です。今回の展示では、人々の信仰心や祈りの形を象徴する存在としての馬をテーマに、煌びやかに飾られた馬の姿をご紹介いたします。
    馬とその飼育方法が日本列島にもたらされたのは古墳時代、4世紀から5世紀頃のことと考えられています。長距離移動に長け、人の意を汲み機動力に富む馬は、ほかの家畜とは異なり主に戦場で活躍しました。王や武人にとって欠かせない存在であった馬は、戦勝祈願の神への供物にもなるなど、関係を深めていきました。

    今回の展示では、現代に続く馬と人との関わりについて「祈りのかたち」をテーマに3章でご紹介します。

    1.「人と馬との出会い」:日本では、古墳時代に朝鮮半島からもたらされた馬。権力の象徴として馬そのものにも様々な装飾が施されました。ここでは古墳に並べられた馬形埴輪や副葬品である馬具を中心に展示します。

    2.「武士と馬」:武士が活躍する世になると、名馬を得ることは武士の最高の誉れとなり、威信財としての馬の存在価値はますます増していきました。ここでは、意匠を凝らした鞍鐙などを展示します。

    3.「神事としての『競馬』」:馬は神への最高の供物の一つとして重んじられ、私たちが現在神社に絵馬を奉納するのもこの名残です。ここでは、神事と馬の関係を取り上げ展示します。

主な出品作品

(注)所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。

  後藤貞行作  明治26年(1893)

馬形埴輪  群馬県大泉町出土  古墳時代・6世紀

壺鐙    平安時代・10~11世紀  蜷川式胤氏寄贈

鶴亀蒔絵鞍鐙    江戸時代・19世紀  侍従職引継

重要文化財 伝名和長年像  長谷川等伯筆  安土桃山時代・16世紀

競馬香(四種盤のうち)    江戸時代・19世紀

重要文化財 木製彩色男子乗馬図華鬘  和歌山・丹生都比売神社伝来  室町時代・16世紀

重要文化財 神馬図額  狩野元信筆  室町時代・16世紀  兵庫・賀茂神社蔵

 

パンフレット

「博物館に初もうで 午ー神と人をつなぐ祈りのかたちー」パンフレットの表紙画像

博物館に初もうで 午―神と人をつなぐ祈りのかたち―

本特集の会期中、会場にて配布します。
配布予定数が無くなり次第、配布を終了します。
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