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日韓国交正常化60周年 日本にもたらされた朝鮮半島の文化

  • 『重要文化財 如来および両脇侍立像朝鮮半島 法隆寺献納宝物 朝鮮・三国時代・6~7世紀』の画像

    重要文化財 如来および両脇侍立像
    朝鮮半島 法隆寺献納宝物 朝鮮・三国時代・6~7世紀

    東洋館 9室
    2025年9月23日(火・祝) ~ 2025年12月21日(日)

    日本と朝鮮半島の国々の間には、先史時代にさかのぼる長い交流の歴史があります。
    この展示では、まず百済の聖明王から欽明天皇に仏像や経典を送ったという仏教伝来を彷彿させる仏像など、そして朝鮮半島と積極的に交易した中国地方の大名・大内氏が創建した周防(現在の山口県)の大寧寺伝わった高麗の経箱など、さらに日本から発注して朝鮮半島の慶尚南道の金海で製作された茶碗などを紹介します。
    この展示をご覧いただくことにより、日本人が朝鮮半島から伝わった文化財を大切に保存してきたこと、それらを受容しながら日本文化を育んでいたことに想いを馳せていただきたく思います。

主な出品作品

(注)所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。

重要文化財 如来および両脇侍立像 朝鮮半島 法隆寺献納宝物 朝鮮・三国時代・6~7世紀

国宝 鵲尾形柄香炉 朝鮮半島または日本 法隆寺献納宝物 朝鮮・三国時代または飛鳥時代・6~7世紀

大方広仏華厳経 巻第十六 朝鮮半島 高麗~朝鮮時代・14~15世紀 (展示期間:~2025年11月3日)

重要文化財 菊花螺鈿経箱 朝鮮半島 高麗時代・13世紀

金海茶碗 銘 福寿草 韓国慶尚南道 朝鮮時代・17世紀 横河民輔氏寄贈