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創立150年記念特集 戦後初のコレクション 国宝「松林図屛風」

  • 『国宝 松林図屛風(部分)長谷川等伯筆 安土桃山時代・16世紀』の画像

    国宝 松林図屛風(部分)
    長谷川等伯筆 安土桃山時代・16世紀

    本館 7室
    2023年1月2日(月・休) ~ 2023年1月15日(日)

    戦後、新憲法が施行された昭和22(1947)年5月3日に、帝室博物館は皇室から国に移管され、名称が国立博物館となりました。国民の博物館となったこの年に、戦後はじめて購入された作品の一つがこの「松林図屛風」です。昭和27(1952)年11月22日には、国宝に指定されました。近年では毎年お正月に展示されて、多くの方々に親しまれています。

    ここに国民の「国宝」として広く知られるこの作品を展示して、新しい1年のはじまりと共に東京国立博物館創立150周年を寿ぎます。

 

国宝 松林図屛風 長谷川等伯筆 安土桃山時代・16世紀
白い和紙の上に墨の濃淡だけで、光と風の情景が描き出されています