本館 特別2室
2022年7月20日(水) ~ 2022年8月28日(日)
「日本の美術」ときいて、みなさんは何を思い浮かべますか? むかしの絵や、壺、仏像などでしょうか。今の私たちのくらしでは、あまり身近なものでないかもしれません。
そうした日本の美術作品は、どのようにつくられているのか。「うるし」「やきもの」「きもの」の3つについて、そのつくり方を調べてみました。ここ、東京国立博物館には、美術作品そのものだけでなく、そのつくり方を記録するための模型や道具などもたくさん集められています。そうした資料と、ほんものの作品をいっしょに見ると、むかしの人たちが、たくさんの時間をかけて、細かい手わざで美しいものをつくり上げてきたことがよくわかります。
つくり方を知れば、見るのがもっと楽しくなる。日本美術の、あたらしい楽しみ方です。おとなも子どもも、ぜひごいっしょに。