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旅と温泉

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    本館 16室
    2005年1月2日(日) ~ 2005年2月13日(日)

    江戸時代の庶民は生活が苦しく、長旅に出る余裕などなかったと考えられがちです。しかし、江戸時代中期における伊勢参りの盛況ぶりは、現在の海外旅行ブームに勝るとも劣らない状況でした。また各地に分布する温泉に立ち寄ることも旅の楽しみの一つで、温泉紀行文なども多く出版されています。こうした江戸時代の旅の様相をご覧いただきます。
主な出品作品

*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
七湯の枝折 弄花山人編 江戸時代・文化8年(1811)
諸国道中金の草鞋 十返舎一九著、北尾重政他画 江戸時代・19世紀 加藤はな氏寄贈
旅行用心集 江戸時代・文化7年(1810) 徳川宗敬氏寄贈
江の島まうで浜のさざ波 平亭銀鶏著 江戸時代・天保10年(1839) 徳川宗敬氏寄贈