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平成29年度 新収品

  • 『重要文化財 能面 伝山姥 伝赤鶴作梅若家伝来 南北朝時代・14世紀』の画像

    重要文化財 能面 伝山姥 伝赤鶴作梅若家伝来 南北朝時代・14世紀

    平成館 企画展示室
    2018年6月19日(火) ~ 2018年7月29日(日)

    かけがえのない文化財を適切な環境で保管し、公開していくことは、博物館の大切な役目です。当館では、国立博物館として、日本のみならず、日本文化を多角的に考えるうえで重要な東洋各地も含めた、古代から近代に及ぶ、きわめて多岐にわたる質の高い文化財を保有し、広く公開してきています。

    しかし、その全体を体系的に展示し、必要に応じて深めていくためには、現在の収蔵品だけでは決して充分とはいえません。そのため当館では、収蔵品の一層の充実を目指して、毎年、良質な文化財の収集を積極的に行なっております。

    昨年度には、篤志家の方々からご寄贈をいただいたもの、購入したものを含めて、数多くの文化財を新たに収集しました。いずれも日本や東洋の文化を探る上で見過ごすことのできない意義を持つものです。

    今回はこれらの中から39件を展示いたします。これらの新収品を通じて、当館の事業の一端をご理解いただくとともに、かつての文化の息吹を伝える多様な品々の魅力をご鑑賞ください。

     

    担当研究員の一言

    各分野とも逸品が集まりました。ぜひご堪能ください。/山本亮

 主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
 主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
重要美術品 大弐三位集断簡(端白切)「あきかぜは」 伝藤原行成筆 平安時代・12世紀 服部禮次郎氏・悦子氏寄贈
重要文化財 行草書五言古詩軸 即休契了筆 中国 元時代・14世紀 服部禮次郎氏・悦子氏寄贈
重要文化財 能面 伝山姥 伝赤鶴作梅若家伝来 南北朝時代・14世紀
重要美術品 五彩金襴手水注 中国・景徳鎮窯 明時代・16世紀 坂本五郎氏寄贈

 

重要美術品 大弐三位集断簡(端白切)「あきかぜは」 伝藤原行成筆 平安時代・12世紀 服部禮次郎・悦子氏寄贈
重要美術品 大弐三位集断簡(端白切)「あきかぜは」
 
色絵波に三日月文茶碗 仁清、「仁清」印 江戸時代・17世紀
重要文化財 行草書五言古詩軸
 
重要文化財 能面 伝山姥 伝赤鶴作梅若家伝来 南北朝時代・14世紀
重要文化財 能面 伝山姥
  重要美術品 五彩金襴手水注 中国・景徳鎮窯 明時代・16世紀 坂本五郎氏寄贈
重要美術品 五彩金襴手水注