ラズム・ナーマ(部分)
ムガル派 インド 16世紀末
東洋館 13-2・13-3室
2026年10月27日(火) ~ 2026年11月29日(日)
このコーナーでは、16世紀から19世紀頃に描かれたインド細密画を紹介します。
インドの細密画は、11世紀頃に仏教やジャイナ教の経典を彩る挿絵として始まりました。仏教細密画は東インド、ジャイナ教細密画は西インドを中心に発展し、16世紀頃まで制作されました。その後、16世紀から19世紀にかけて、ムガル王朝のもとで王侯貴族や宮廷生活などの世俗的な題材を写実的に描く「ムガル絵画」が発展しました。一方、北西インドではラージプート諸侯の保護のもと、ヒンドゥー教の神話や叙事詩、恋愛や自然を主題とする「ラージプート絵画」が発展しました。
インドの細密画は、精緻な描写と豊かな色彩による情感あふれる表現を特色とし、地域ごとに独自の様式を発展させながら多様な流派を生み出しました。一枚の画面には神話、音楽、自然などさまざまな要素がいきいきと描かれ、今日でも多くの人々を魅了しています。
今回は「博物館でアジアの旅 カラフルアジア」(9月15日~11月8日)の期間にも当たることからそのテーマとも関連させながら、バーガヴァタ・プラーナとマハーバーラタを展示します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | ラズム・ナーマ | 1枚 | ムガル派 インド | 16世紀末 | TA-647-2 | ||
| 話し合うユディシュティラとビーシュマ(ラズムナーマ) | 1枚 | ファトゥー筆(ムガル派) インド | 1601年 | TA-647-3 | |||
| クンティーとの対話(バーガヴァタ・プラーナ) | 1枚 | 初期ラージプート派 インド | 16世紀中頃 | TA-647-46 | |||
| おすすめ | ラーマに謁見するハヌマーン(ラーマーヤナ) | 1枚 | メーワール派 インド | 17世紀前半 | TA-647-47 | 「博物館でアジアの旅」対象作品 | |
| 水甕を頭に載せる女とそれに手を差し出す女(ヒール・ラーンジャー) | 1枚 | ジョードプル派 インド | 18世紀中頃 | TA-647-68 | |||
| おすすめ | ランタンボール城を出て戦いに向かうハンミーラ | 1枚 | カーングラー派 インド | 18世紀末 | TA-647-169 | ||
| ランタンボール城を侵略するアラー・ウッディーン・ハルジー | 1枚 | カーングラー派 インド | 18世紀末 | TA-647-170 | |||
| 宮殿内の王子と3人の侍者(バーガヴァタ・プラーナ) | 1枚 | カーングラー派か インド | 19世紀前半 | TA-647-177 | |||
| 樹下のライラとマジュヌーン | 1枚 | ブーンディー派 インド | 18世紀中頃 | TA-647-136 | |||
| ヴリンダーヴァンに移動する牧童たち(バーガヴァタ・プラーナ) | 1枚 | カーングラー派 インド | 19世紀 | TA-647-176 | |||
| ダマヤンティー姫の婿選びへ行く神々(ナラ王物語) | 1枚 | グレール派 インド | 19世紀初 | TA-647-171 | |||
| 小屋の中に坐るパーンダヴァ兄弟、クンティー、ドラウパディー(マハーバーラタ) | 1枚 | カーングラー派 インド | 19世紀初 | TA-647-173 | |||
| ドルパダ王の宮殿に集まるドラウパディーとパーンダヴァ兄弟(マハーバーラタ) | 1枚 | カーングラー派 インド | 18世紀末~19世紀初 | TA-647-174 | |||
| 竜と霊獣の戦闘 | 1枚 | ペルシアあるいはペルシア様式ビーカーネール派 インド | 18世紀 | TA-647-127 | |||
| 王の前に坐るヴァスデーヴァとヤショーダー(バーガヴァタ・プラーナ) | 1枚 | カーングラー派 インド | 19世紀前半 | TA-647-181 |