宮廷の美術 ―平安～室町
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本館 3室
2007年5月22日（火） ～ 2007年7月1日（日）平安時代から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。ここでは、宮廷貴族の手になる古筆や和歌懐紙、物語絵巻などの文学に関する作品や、宮廷貴族の調度品として用いられ、鑑賞された屏風や硯箱などを展示し、平安から室町までの宮廷美術の世界をご覧いただきます。／担当研究員：松原茂（日本美術） 島谷弘幸(日本美術) 行徳真一郎(日本絵画) 沖松健次郎(日本絵画) 竹内奈美子(日本工芸) 高梨真行(日本史) 酒井元樹(日本工芸)
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 古今和歌集巻第十九断簡(高野切本) | 1巻 | 伝紀貫之筆 | 平安時代・11世紀 | 森田竹華氏寄贈 B-2983 | |||
| 名家家集切(兼輔集) | 1巻 | 伝紀貫之筆 | 平安時代・11世紀 | 森田竹華氏寄贈 B-2985 | |||
| 古筆手鑑「梅の露」 | 1帖 | 平安時代・10～12世紀 | 個人蔵 | ||||
| 龍田切本和漢朗詠集 | 1巻 | 伝源家長筆 | 鎌倉時代・12～13世紀 | B-3296 | |||
| 古今和歌集巻第十八断簡(高野切本) | 1幅 | 伝紀貫之筆 | 平安時代・11世紀 | 個人蔵 | |||
| おすすめ | 道成集切 | 1幅 | 伝藤原忠家筆 | 平安時代・12世紀 | B-2391 | ||
| 和泉式部続集切 | 1幅 | 伝藤原行成筆 | 平安時代・11世紀 | B-1386 | |||
| 熊野類懐紙 | 1幅 | 藤原康季筆 | 鎌倉時代・正治2年(1200) | 個人蔵 | |||
| 和歌懐紙 | 1幅 | 三条西実隆筆 | 室町時代・15世紀 | 個人蔵 | |||
| 駿牛図巻断簡 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | A-30 | ||||
| 松喰鶴長方鏡(線刻観音鏡像) | 1面 | 平安～鎌倉時代・12～13世紀 | E-20060 | ||||
| 瑞花鴛鴦五花鏡 | 1面 | 平安時代・12世紀 | E-18262 |