能と歌舞伎 金春家伝来 面・装束 第2期（江戸時代）
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重要文化財 能面 邯鄲男
「天下一是閑」焼印金春家伝来 安土桃山～江戸時代・16～17世紀本館 9室
2022年10月25日（火） ～ 2022年12月25日（日）金春家伝来能面・能装束を２期に分けて展示します。大和猿楽四座の1つ、円満井金春座は江戸時代が終わるまで、豊臣秀吉より与えられた奈良の知行地を拠点をし、活動をしてきました。金春家伝来の能面・能装束は戦後間もない1950年に東博の所蔵となりましたが、ながらく「諦楽舎旧蔵」という伝来で展示され「諦楽舎」についても明らかにされてきませんでした。2003年、これらの能装束が金春本家である金春八郎家ならびに分家である金春八左衛門家の所蔵であることが指摘され、以降、金春家伝来と明記して展示されるようになりました。第2期の展示では、江戸時代の能装束の名品、および、古面の写しの時代に入った江戸時代の能面の名品を中心に紹介します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 重文 | 能面 邯鄲男 | 1面 | 「天下一是閑」焼印 金春家伝来 | 安土桃山～江戸時代・16～17世紀 | C-1539 | |
| 重文 | 能面 痩男 | 1面 | 「児玉近江」焼印 金春家伝来 | 江戸時代・17～18世紀 | C-1541 | ||
| 重文 | 能面 曲見 | 1面 | 「天下一是閑」焼印 金春家伝来 | 安土桃山～江戸時代・16～17世紀 | C-1546 | ||
| おすすめ | 重文 | 能面 小面 | 1面 | 「天下一河内」焼印 金春家伝来 | 江戸時代・17世紀 | C-1551 | |
| おすすめ | 重文 | 能面 長霊癋見 | 1面 | 「天下一近江」焼印 金春家伝来 | 江戸時代・17世紀 | C-1560 | |
| 唐織 深緑地花菱亀甲藤巴模様 | 1領 | 金春家伝来 | 江戸時代・17世紀 | I-3221 | |||
| おすすめ | 重文 | 厚板 金紅片身替詩歌模様 | 1領 | 金春家伝来 | 江戸時代・17世紀 | I-3205 | |
| 厚板 緑地花菱桐立涌模様 | 1領 | 金春家伝来 | 安土桃山～江戸時代・16～17世紀 | I-3238 | |||
| おすすめ | 唐織 紫地入子菱繋丸紋散模様 | 1領 | 金春家伝来 | 江戸時代・17世紀 | I-3225 | ||
| おすすめ | 厚板 藍白段籠目唐草模様 | 1領 | 金春家伝来 | 江戸時代・17世紀 | I-3208 | ||
| 法被 緑地蜀江模様 | 1領 | 金春家伝来 | 江戸時代・18世紀 | I-3256 | |||
| 薪能図面 | 2折 | 金春家伝来 | 江戸時代・19世紀 | I-3327 | 2折のうち1枚 |