重要美術品 山水図押絵貼屏風(部分) 久隅守景筆 江戸時代・17世紀
本館 7室
2022年5月10日(火) ~ 2022年6月26日(日)
室内を仕切ることにより場を作り出し、空間を演出する機能をもつ屏風や襖には、権力を象徴し、場を荘厳するなどの目的のために、絵が描かれたり、書が揮毫されたりしました。ここでは安土桃山時代から江戸時代の屏風を展示し、これら大画面の作品によって生み出される空間の効果を感じ取っていただきます。
今回は、梅雨の時期に合わせ、山水画の優品を展示します。武家出身でダイナミックな水墨画を描いた海北友松、雪舟の画風を引き継ごうとした雲谷等顔、江戸狩野様式を確立した狩野探幽門下から出た逸材 久隅守景、安土桃山~江戸時代初期に活躍した三者三様の山水表現をお楽しみください。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
山水図屏風 | 6曲1隻 | 海北友松筆 | 安土桃山時代・慶長7年(1602) | A-1068 | |||
重文 | 山水図屏風 | 6曲1双 | 雲谷等顔筆 | 安土桃山~江戸時代・16~17世紀 | A-12189 | ||
おすすめ | 重美 | 山水図押絵貼屏風 | 6曲1双 | 久隅守景筆 | 江戸時代・17世紀 | A-12475 |