重要文化財 四天王眷属立像(南方天眷属)(部分) 康円作 鎌倉時代・文永4年(1267)
本館 11室
2022年5月10日(火) ~ 2022年8月28日(日)
江戸時代以前の日本の彫刻は、寺院や神社に安置された仏像、神像、肖像で占められています。その素材としては、木材が圧倒的に多く、これは日本彫刻の大きな特徴の一つです。飛鳥時代、奈良時代は都のあった奈良とその周辺地域に作例は限られますが、平安時代以降は仏教の普及とともに全国的に仏像がつくられるようになります。この部屋では、平安時代から鎌倉時代に作られた様々な種類の尊像を展示し、日本彫刻の魅力をご覧いただきます。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 重文 | 地蔵菩薩立像 | 1躯 | 善円作 | 鎌倉時代・延応2年(1240) | 奈良・薬師寺蔵 | |
四天王立像 | 4躯 | 鎌倉時代・13世紀 | 東京・浅草寺蔵 | ||||
菩薩立像 | 1躯 | 鎌倉時代・13世紀 | C-314 | ||||
おすすめ | 重文 | 四天王眷属立像 | 2躯 | 康円作 | 鎌倉時代・文永4年(1267) | C-1834 | |
大威徳明王騎牛像 | 1躯 | 鎌倉時代・13世紀 | 京都・妙法院蔵 | ||||
重文 | 地蔵菩薩立像 | 1躯 | 平安時代・11世紀 | 奈良・長谷寺蔵 | |||
おすすめ | 国宝 | 広目天(四天王立像のうち) | 1躯 | 平安時代・12世紀 | 京都・浄瑠璃寺蔵 | ||
重文 | 天王立像 | 1躯 | 京都府亀岡市・大宮神社伝来 | 平安時代・10~11世紀 | 文化庁蔵 | ||
重文 | 毘沙門天立像 | 1躯 | 平安時代・9世紀 | 和歌山・道成寺蔵 | |||
重文 | 観音菩薩立像 | 1躯 | 平安時代・10世紀 | 滋賀・櫟野寺蔵 | |||
重文 | 十一面観音菩薩立像 | 1躯 | 平安時代・9世紀 | 奈良・秋篠寺蔵 | |||
おすすめ | 重文 | 十一面観音菩薩立像 | 1躯 | 平安時代・9世紀 | 奈良・子嶋寺蔵 | ||
重文 | 十一面観音菩薩立像 | 1躯 | 平安時代・10~11世紀 | 奈良・薬師寺蔵 |