重要文化財 東北院職人歌合絵巻(部分) 鎌倉時代・14世紀
本館 3室
2021年11月9日(火) ~ 2021年12月19日(日)
平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、そして宮廷貴族の調度品として用いられた工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界を紹介します。今回は和歌に関わる書画を中心に、中世職人の姿を描いた「東北院職人歌合絵」、仮名の名品「高野切」と高野切系統の書などを紹介します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 重文 | 東北院職人歌合絵巻 | 1巻 | 鎌倉時代・14世紀 | A-1399 | ||
おすすめ | 草花図(ふみみぬと) | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 松永安左エ門氏寄贈 A-10586 | |||
おすすめ | 重文 | 古今和歌集巻十九断簡(高野切) | 1巻 | 伝紀貫之筆 | 平安時代・11世紀 | 森田竹華氏寄贈 B-2983 | |
重美 | 大字和漢朗詠集切 | 1幅 | 伝藤原行成筆 | 平安時代・11世紀 | 森田竹華氏寄贈 B-2989 | ||
万葉集巻四断簡(栂尾切) | 1幅 | 源兼行筆 | 平安時代・11世紀 | 柳澤敬素氏寄贈 B-3245 | |||
和漢朗詠集断簡(関戸本) | 1幅 | 源兼行筆 | 平安時代・11世紀 | 個人蔵 | |||
重美 | 和漢朗詠集断簡(法輪寺切) | 1幅 | 伝藤原行成筆 | 平安時代・11世紀 | 個人蔵 | ||
洲浜牡丹双鳥鏡 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | E-13020 | ||||
甜瓜蝶鳥鏡 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | E-18264 |