源氏物語抜書(部分) 伝尊円親王筆 南北朝時代・14世紀
本館 3室
2021年9月28日(火) ~ 2021年11月7日(日)
平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、そして宮廷貴族の調度品として用いられた工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界を紹介します。今回は、源氏物語の書画を展示します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 源氏物語絵扇面散屏風 | 6曲1双 | 室町時代・16世紀 | 広島・浄土寺蔵 | |||
源氏物語 夕顔 | 1帖 | 鎌倉時代・13世紀 | 金谷寛氏寄贈 B-3337 | ||||
おすすめ | 源氏物語抜書 | 1巻 | 伝尊円親王筆 | 南北朝時代・14世紀 | B-3292 | ||
源氏物語抄 | 1巻 | 三条西実隆筆 | 室町時代・大永8年(1528) | 個人蔵 | |||
洲浜牡丹双鳥鏡 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | E-13020 | ||||
甜瓜蝶鳥鏡 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | E-18264 |